ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』は2016年9月24日から2017年2月25日に放送されていた今井翼さん出演ドラマです。
今井翼さんは、武井咲さん演じるきよ、福士誠治さん演じる十郎左衛門を従えている浅野内匠頭長矩としての姿を演じられています。
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ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』の各話のあらすじと感想
ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』を既に視聴の方は、どんな内容だったのかを思い出す為に、まだ視聴されたことがない方は、ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』がどんなドラマなのかを把握する為に、各話のあらすじと感想もまとめてみました!
第1話「初恋」
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- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第1話 あらすじ
- 主君の前で琴と鼓の演奏を合わせたことがきっかけで、許されざる身分差の恋に落ちる新米奥女中のきよと、寵臣・十郎左衛門。二人は幼馴染であった。周りの反対にも諦められず、恋を貫くことを決心するきよ。
秘密の逢瀬を重ねる二人だが、十郎左衛門は参勤交代で国元へと同行するため、離れ離れになるという。互いの想いは変わらない二人は、牛天神で落ち合い、愛の証に肌襦袢を交換する。
- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第1話 感想
- 誰もがよく知っている忠臣蔵なのに、まるで違う作品かと錯覚するほど、切なくて色っぽい雰囲気に驚きました。
赤い糸を逢瀬の合図に使うところも艶やかな印象を受ける思わずきゅんとなってしまうし、肌襦袢をお互いに脱いで渡すシーンは、自然美の中で、決して露出度が高いわけではないのにエロティックにさえ感じてしまうほど表現力が素晴らしく、映像の面でも次回以降が楽しみです。
第2話「縁談」
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- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第2話 あらすじ
- 一年が経ち、十郎左衛門が戻り念願の再会を果たすも、人目が多く思うように言葉を交わすこともままならない二人。その間きよは叔母の仙桂尼より縁談を勧められてしまい、困惑する。
やっとのことで密会を果たし、十郎左衛門よりプロポーズを受けるが、縁談のことを打ち明けることができない。思いつめたきよは、自身が仕える浅野家の奥方・阿久利に縁談について相談を持ちかける。
- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第2話 感想
- きよの父が身分差のある母との恋のために、武士の位を捨てていたことが今回の話では明らかになり、驚きました。
そのせいで兄は荒れて乱暴になり、きよは女中をしているのかと思うと、身分違いの恋は結ばれればハッピーエンドとはいかないのだというリアルな部分をきちんと描くのだなあという点に新しさを感じます。ただのきれいな恋物語でないとわかり、興味深いです。
第3話「画策」
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- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第3話 あらすじ
- きよは自らが仕える浅野家正室・阿久利に、縁談を延期するよう叔母・仙桂尼に文を書いてもらい、承諾を得ることに成功した。それを聞いた十郎左衛門は折を見て浅野内匠頭に話し二人の結婚の許可をもらうつもりだと言う。
朝廷より勅使饗応役を仰せつかった内匠頭だが、質素堅実を良しとする故に準備した予算が前回のものよりも大幅に少なく、筆頭家老の大石内蔵助は心配する。指南役を務める吉良上野介は嫌味を隠そうともせず内匠頭を批判する。
- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第3話 感想
- 若くて真面目すぎる浅野内匠頭が、良かれと思い節約を徹底しているのを、酷い言われようをしてしまい気の毒に思ってしまいます。吉良の嫌味の迫力は凄くて、誰しもが本当に憎らしく感じる演技力はさすがです。
有名な松の廊下の事件に繋がっていく場面ですが、内匠頭の性格や仕事ぶりまで詳しく描かれているので、どうして後にあんな行動に出てしまったのかの理由に納得ができるので、感情移入がしやすいです。
第4話「事件」
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- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第4話 あらすじ
- 「江戸城内で内匠頭(今井翼)が吉良上野介(伊武雅刀)を切りつけ事件を起こした」との一報は浅野家を震撼させた。内匠頭は事件からわずか7時間後に切腹したこととなる。浅野家は悲しみに包まれる中、お取りつぶしとなってしまった。阿久利(田中麗奈)は殿の死を悲しんではいたが、すぐに殿の命をかけた吉良への刃傷は成功したのかにこだわった。
きよ(武井咲)は武士の妻の姿を見せつけられる。十郎左衛門(福士誠治)はきよに対し「何もかも無になった。私のことは忘れてくれ」と告げた。殿の切腹という混乱の中で十郎左衛門が殿への忠義から死のうとしているのでは?と疑念を持ったきよは十郎左衛門に会いに行くが…
- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第4話 感想
- 殿の運命はわかってはいましたが実際に殿の死の場面を見ると悲しくなりました。家臣思いの良い殿だったので、もう殿が見れなくなると思うと残念です。この事件によっていよいよきよに影響が出てくる展開になり、ますます二人の行方に目が離せません。
愛しい人であるきよの「死なないでほしい」という懇願と忠誠を尽くしてきた殿の死という2つの間で十郎左衛門の心が揺れ動くさまが画面から伝わってきました。十郎左衛門を演じた福士誠治さんの表情がとてもよかったです。
第5話「誓い」
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- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第5話 あらすじ
- 浅野家はお家断絶、殿は泉岳寺に埋葬されることになる。阿久利の落飾を聞かされたきよ(武井咲)は阿久利に呼び出された。阿久利はこのままではすまさないと、きよに「耳となってもらいたい」と告げる。これからも家臣たちの動向を知るためだ。
泉岳寺で髷を切った浅野の家臣たちが、殿の墓前でひざまづいている場面に出くわす。もちろん十郎左衛門(福士誠治)の姿もあった。仇討ちも辞さぬと意気込んで口走る十郎左衛門に心打たれたきよは、自分も阿久利から耳になってほしいと告げられたことを話す。
同じ使命のため力になりたいと申し出るがきよを巻き込みたくない十郎左衛門に拒まれてしまう。だが、きよは浅野家家臣として生きると誓うのであった。
- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第5話 感想
- 今回は女性陣に感情移入しっぱなしの回でした。阿久利の境遇には同情してしまいます。殿の仇をはらすと決心するまでのきよの心情がよく描かれていたと思います。そして大事な人を失いたくないきよの気持ちに共感しました。
最後のきよと十郎左衛門の別れの場面にはグっときます。できると言い切れない約束はしないという十郎左衛門の誠実で真っすぐな性格が表れていると感じました。落ち武者のような頭になってしまいましたがかっこいいです。
第6話「覚悟」
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- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第6話 あらすじ
- 赤穂にも殿が切り付け事件を起こし、切腹させられたことが知らされる。赤穂城を開城するか、切腹覚悟の籠城かと意見が割れた。結果、大石内蔵助(石丸幹二)と重臣らが対立する展開になってしまう。あだ討ちを願って赤穂へ向かった十郎左衛門(福士誠治)は業を煮やす。
一方、きよ(武井咲)は、十郎左衛門との別れの際の言葉を思い返し、もう生きて帰るつもりはなく死ぬ覚悟を決めた別れだったのでは?と命を懸けた忠義を思い知ることとなる。その後、きよは父に呼び出された。
それでも死の直前まで添い遂げたいというきよの覚悟を知った父は、言わないつもりだったある事をきよに告げた。それを聞いたきよは家を飛び出していく。
- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第6話 感想
- 意見が割れて思うようにことが進まない十郎左衛門のいら立ちが伝わってきました。大事な殿が恥をかかされ、切腹までさせられるとは納得いかないようです。怒りをあらわにし、あだ討ちへの覚悟を口にする十郎左衛門に自分を妻と思ってほしいと言葉をかけるきよは十郎左衛門のすべてを愛しているのだなと感じました。
十郎左衛門が死を覚悟しているのを知ったうえでの言葉ですのできよも覚悟を決めたように思います。
第7話「新婚」
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- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第7話 あらすじ
- あだ討ちを計画する十郎左衛門(福士誠治)は隠れ蓑として町人になりすまし、吉良上野介(伊武雅刀)の情報を集めようと考えた。兄妹と偽り酒屋を始め、二人で暮らすことになった二人だが、どこか十郎左衛門はきよによそよそしい。
赤穂城を開城すべきか切腹の上、籠城すべきか決めかねていた大石内蔵助(石丸幹二)だったが開城することを家臣らに告げ、幕府に受け渡すことになった。
開城を決めた大石とあだ討ちを企む十郎左衛門らは対立関係になる。意見の食い違う家臣たちをまとめるために、きよが動くこととなる。
- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第7話 感想
- 十郎左衛門はきよに夫婦になりたいが死を覚悟しているため、夫婦になれないと告白するシーンはとても切ないです。本当に二人は愛し合っていて両思いなのだなと改めて感じました。
そんな二人が今回結ばれることとなります。二人の関係が大きく進み、ほっとしました。わずかな間ではありますが、二人には幸せな時間を過ごしてほしいです。大石と十郎左衛門らの対立でハラハラした展開でしたがそんな二人の姿に癒されました。
第8話「二人の男」
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- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第8話 あらすじ
- ついに心身ともに結ばれたきよ(武井咲)と十郎左衛門(福士誠治)は新婚らしい生活を送り、幸せを感じていた。そんなとき、吉良(伊武雅刀)が隠居したとの情報が入る。あだ討ちを急がねばと江戸の浪士たちの間に焦りと緊張が走る。
きよは怪しい男に後をつけられるが、十郎左衛門に心配をかけたくないきよはその事実を隠すことにした。ある日、酒屋へきよの縁談相手であった三太夫(中尾明慶)が現れてあだ討ちの仲間に入れてほしいと申し出る。
きよと三太夫の縁談は刃傷事件でうやむやになってしまっていたが、三太夫のきよへの好意は変わっていないようで…
- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第8話 感想
- 新婚らしい生活をしている二人を見ると微笑ましくかわいらしいです。こんな風にずっと二人で幸せに暮らしてほしいなと思いましたがそうはいかないんですよね。二人の運命を考えると胸が痛みます。後をつけられ、怖い思いをしたのに十郎左衛門のことを思って内緒にするきよはとてもけなげで素敵な女性だなと思いました。
そして三太夫が再び登場するとはびっくりしました。彼の登場で二人は一緒に暮らせなくなってしまい、せっかく夫婦のように暮らせるようになったきよがかわいそうです。
第9話「生死の境」
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- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第9話 あらすじ
- 大石内蔵助(石丸幹二)がついに討ち入りを宣言し、江戸に姿を隠していた浪士たちの動きも活動的になった。一方、十郎左衛門(福士誠治)は病に侵され生死の境をさまよっていた。それを耳にしたきよ(武井咲)は十郎左衛門のもとへ向かうか迷ったが兄の一声もあり駆けつける。
きよは縣命に十郎左衛門を看病した。そんなきよの姿を見た三太夫(中尾明慶)の目にも二人は夫婦に見えるのだった。今夜が峠だといわれた十郎左衛門は朦朧とした意識の中、「吉良を討たねば」というあだ討ちへの執着を見せる。
そんな姿を見たきよは自分も浅野家の家臣、また同志の一人であると決心する。
- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第9話 感想
- 大石がやっと討ち入りを決め、盛り上がってきてワクワクしてきました。ですが十郎左衛門がまさかの病で生死をさまようという展開に驚きです。意識が朦朧とする中でもあだ討ちを言葉にする十郎左衛門はさすがだなと思うと同時に殿への忠誠心がいかに強いものであるかを感じました。
今までのきよの行動は十郎左衛門を思ってのものと感じられましたが、そんな十郎左衛門を見て、きよも一人の浅野家の家臣であるという自覚を持つ展開はきよの覚悟を改めて感じられてよかったです。
第10話「密偵」
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- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第10話 あらすじ
- きよ(武井咲)はさえと名乗り、吉良上野介(伊武雅刀)の奥方である富子(風吹ジュン)付き女中として富子が住む屋敷に潜入する。きよの目的は吉良の顔を見ることと上杉家の動向を探ることであった。だが吉良は全く屋敷には現れない。
そんなとき、上杉家の当主である吉良夫妻の長男、綱憲(柿澤勇人)が病に伏すことになり富子のもとに移されてきた。かいがいしく看病する富子の姿に、きよはあることを思いつき…
- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第10話 感想
- きよがこれから大活躍しそうな展開になってきました。浅野家のために危険を冒して密偵として働くきよは芯が強く頼もしい女性だと思います。そんな忠誠心が強いあまりにきよがとんでもないことをしてしまいそうになる展開には衝撃を受けました。
この行動でなかなか吉良が来ないことによるきよの焦りが感じられます。富子は人柄もよく息子思いのよい母親のため、きよの忠誠心に影響を与えてしまわないか心配です。
第11話「吉良の顔』」
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- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第11話 あらすじ
- 吉良(伊武雅刀)が屋敷に現れることになり、赤穂浪士の誰もが知らないその顔をきよ(武井咲)はしっかりと目に焼きつけた。そして決行の日が決まる。その討ち入りを決めた日に、標的である吉良が屋敷にいないとの情報が入った。
危機一髪で連絡係の毛利(泉澤祐希)に伝えることができ、危機を回避できた。富子(風吹ジュン)と一緒にいる吉良は、うわさとは別人のようだった。そんな吉良の姿にきよは動揺してしまうことに…
- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第11話 感想
- 吉良が目の前に現れたときは、やっときよの苦労が報われるので安心しました。きよは本当によく頑張っています。そして吉良夫妻が予想とは違って良い人であることに動揺してしまうきよの様子が感じられました。長く一緒にいると家の事情も知ってしまいますし、情がわいてしまいますよね。
話の後半でまた、きよに新たな問題が起こり、きよが気の毒に思います。そして最後の方で毛利が活躍するも、その後の行方が気になる展開になってしまいまいした。彼がどうなるのか気になります。
第12話「討ち入りの朝」
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- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第12話 あらすじ
- 久しぶりにきよ(武井咲)と十郎左衛門(福士誠治)は会うことになる。十郎左衛門はきよに対し「そなたは生きろ」と言葉をかける。その後、赤穂浪士らが集まる堀部家へ向かったきよは歓迎を受けた。村松三太夫(中尾明慶)もきよに弟の事を託し、笑顔のまま出て行った。
そして十郎左衛門がやってくる。きよは十郎左衛門に思い出となる琴の爪を自分の代わりに持っていてほしいと手渡す。いよいよ決行となり、浪士らが家から出て行った。残されたきよは…
- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第12話 感想
- 討ち入りの日の朝、十郎左衛門がきよにわかれを告げるシーンはジーンときました。自分は死んでしまうだろうがきよには前を向いて生きていってほしい。大事な人を思っての言葉が心に響きました。
ほんのわずかな時間でしたが、別れの前に穏やかな時間が過ごせてよかったです。毛利は良い役柄だっただけに残念でした。そして三太夫も十郎左衛門も堀部家から出ていき、よいいよ始まるんだなという思いがします。
第13話「別れの雪」
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- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第13話 あらすじ
- ついに討ち入りが始まった。四十七人の浪士らが吉良邸の表門と裏門に別れて突入して行くことに。きよ(武井咲)も突入現場へ駆けつける。討ち入りには加われないが十郎左衛門(福士誠治)らが本懐を遂げる雄姿を見届けようとの考えだ。
門の外で耳を澄まし待っていると急に静まり返る。何が起きているのか耳を澄ましていたそのとき、笛が鳴った。閉ざされていた門が開く。浪士たちが出てきた。点呼のために皆にみかんを配るきよ。
そして十郎左衛門の姿に安堵したきよはみかんを渡し十郎左衛門と言葉をかわすが…
- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第13話 感想
- 戦闘シーンはありませんが討ち入りのために浪士たちが屋敷に向かっていく様は迫力があり、やっとここまで来たのかと感無量です。待ちきれず、突入現場まで駆けつけるきよには驚かされました。
本望を成し遂げたのにもかかわらず十郎左衛門の顔はどこか晴れず、曇っています。この後の運命を悟っているのでしょう。せっかく願いをかなえたのに死を避けられないとはなんとも複雑な気持ちになりました。
第14話「梅の便り」
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- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第14話 あらすじ
- 討ち入りから年が明けたが、赤穂浪士の処分は下されないままであった。そのころ堀内(北見敏之)という十郎左衛門(福士誠治)がお預けとなっている細川家の家来がきよを訪ねてくる。きよは堀内から十郎左衛門が穏やかに過ごせている様子を聞き安堵する。
そして大事なお守りだというあるものを肌身離さず持っていることを知ったきよは開きかけた梅の木を十郎左衛門に届けるよう堀内に頼む。触れ合うことはできないがお互いに気持ちが通じ合っていることを感じていた二人。だが恐れていた切腹の処分が下る。
- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第14話 感想
- 十郎左衛門がきよからもらった梅の木を見ながらきよを思っている姿には感動しました。その場面で流れる歌がその場面に合っていて素敵です。
そして次々と赤穂浪士らが切腹していくシーンは見ていてとても心苦しかったです。この回にくるまで彼らの頑張りを見てきて応援していたので尚更つらく感じます。
切腹が終わり、残された人たちが墓前で集まるシーンもとてもよかったです。これですべて終わったのだなと感じることができました。
第15話「新しい道」
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- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第15話 あらすじ
- 十郎左衛門(福士誠治)がいなくなってから2か月が経った。きよ(武井咲)は生きる気力も術もなくしていた。
そんなとき、十郎左衛門の母が亡くなり代わりにきよに十郎左衛門の遺品だという包みが渡されることに。中を開けると、琴の爪がでてきた。十郎左衛門が死ぬ最後のときまで共にあったお守り。きよは十郎左衛門から命を託されたと感じる。そして細井広沢(吉田栄作)からある話を持ち込まれることに。次期将軍と言われている徳川綱豊(甲府宰相)の桜田御殿への女中奉公の話だった。
- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第15話 感想
- 大事な人が亡くなり落ち込むきよを見て、いたたまれない気持ちになりました。きよと同じ状況になったらと思うと簡単には立ち直れないのが普通だと思います。そして遺児たちの運命を思うと心が痛みます。
浪士たち本人だけでなく子供達にまで責任を取らせるなんて…そういう時代だったとしても酷いです。ですがその後、きよに女中奉公の話がでたので少し希望が見えてきて明るい気持ちになれました。
きよには幸せになってもらいたいです。
第16話「側室候補」
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- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第16話 あらすじ
- 次期将軍と言われる綱豊(平山浩行)の奥御殿の女中となったきよ(武井咲)。教育係である江島(清水美砂)に御殿女中として厳しく指導される。実はきよは側室候補として老中柳沢に送り込まれたのであったがきよはその事実を知らなかった。
すぐさま殿の閨(ねや)へ呼ばるきよだったが、いきなりのことに動揺する。そして殿を拒否してしまい出て行けと言われてしまう。このことは皆に知れ渡ることになり、大失態をおかしてしまったきよは江島に叱責される。
だが翌日も殿から閨に呼ばれ…
- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第16話 感想
- 今までは忠臣蔵に関する内容でしたが、この回で話が大きく変わってきました。第二章といった感じでしょうか。まさかきよがいきなり側室候補となるとは驚きでした。何も知らないまま、いきなり殿の相手をしろなんて酷いです。
後にきよが自分が側室候補であったことを知り、ショックを受けますが当然だと思いました。周りに知り合いもおらず、了承も得ないまま連れてこられたきよがこの先、ここでどうやっていくのかが気になります。
第17話「江戸城大奥」
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- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第17話 あらすじ
- 桜田御殿で喜世(武井咲)は綱豊(平山浩行)のお呼びを待つ毎日だった。綱吉の娘が死去したために世継ぎの座が綱豊になる。綱豊は家宣と改名し、将軍後継者となった。
そのため側室の喜世も江戸城西の丸へと居を移す。西の丸には正室である熙子(ひろこ)(川原亜矢子)がいて、側には熙子の息がかかった側室須免(すめ)がいた。熙子は子を亡くしており、早く世継ぎを生むよう迫りながら、世継ぎを一番に須免に産ませようと喜世を警戒する。
そんな中、喜世は家宜にあるお願いをしようと考えるが…
- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第17話 感想
- 喜世が江戸城西の丸へ移ることとなり、喜世を良く思わない人物たちと暮らしていかなくてはならなくなりました。熙子は正面からははっきり言わずに遠回しに嫌味を言ったり、嫌がらせをしてきたりして意地悪で嫌な人物です。
この仕打ちに耐えていかなければならない喜世がかわいそうですが、いじめに負けずに頑張ってほしいと応援したくなります。最後の方で喜世がまだ浅野のことを思っていたことがわかり感動しました。
第18話「悲願」
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- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第18話 あらすじ
- 赤穂義士の遺児を救うため自らの素性を明かそうとした喜世(武井咲)だったが家宣(平山浩行)が喜世の口をふさぐ。やがて将軍の母桂昌院の死去にともなう恩赦で赤穂義士の遺児の流刑は解消される。
その後、一番に家宜の子を宿したのは古牟(こん)だった。須免ではなかったことに焦る煕子は祈とうを行う。古牟の子は二か月もたたずにに死んでしまった。子を失った古牟は病んでしまう。なかなか懐妊できない須免も追い詰められていた。
江島(清水美沙)は今が好機と喜世に懐妊するようけしかけてくるが…
- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第18話 感想
- 家宣はとても良い人で安心しました。側室の分際で!と怒られるのかと思いきや、喜世の願いを聞いてくれました。家宣が喜世を大切に思っているんだなと感じられます。いよいよ側室たちによる争いが本格化してきました。
女同士のドロドロとした嫌な感じの争いが続きます。この回は右近がとてもかわいそうでした。子が亡くなるだけでも悲しいのにさらに追い打ちをかけて嫌がらせされるなんて酷いです。喜世も待望のご懐妊になりました。
こんな状況で喜世が無事に子を産めるのか気になります。
第19話「誕生」
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- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第19話 あらすじ
- 喜世=左京の方(武井咲)は念願の家宜(平山浩行)の子を懐妊できた。江島(清水美沙)は大喜びで、自分が出産するかのように喜世の世話を焼いた。将軍であった綱吉が死去し、代わりに家宣は六代将軍となり「生類憐みの令」を廃止。
大典侍の子の大五郎は病弱だったが初節句を迎えることができた。江島は用意したすいかを食が進まない喜世に勧める。
同じく体調が悪く食が進まない大五郎にもと他の女中に言われた江島はすいかを分ける。しばらくして大五郎の容態が悪化する。江島は疑われてしまう。喜世は江島をかばうも急に産気づき…
- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』第19話 感想
- やはり無事に懐妊出来てすんなり出産とは行かず、一波乱ありました。自分に尽くして世話を焼いてくれた江島が責められては黙っていられません。色々ありましたが喜世が子供を出産することができて本当によかったです。
喜世が産気づいて苦しみだしたときはもうだめかと思いました。自分の子ですが将軍様の世継ぎになるかもしれない運命を背負った子です。喜世の好きなように育てることはできないのは気の毒に思います。
最終回「月光院」
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- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』最終回 あらすじ
- 喜世=左京の方(武井咲)の子として生まれた鍋松は元気に成長していた。喜世は家宣(平山浩行)から褒美をつかわす、欲しいものはないかと問われる。喜世は浅野家再興を願い出た。その後6年ぶりに父や兄と再会し喜ぶ一同。そして浅野家再興を伝えた。
その後、熱心に政務に励んでいた家宣は病に倒れる。床に伏せった家宣は喜世と鍋松を呼びつけ、次期将軍は鍋松に決めたと宣言する。我が子が将軍家継となった喜世は将軍生母の名誉を与えられ落飾し月光院となる。
また自分の人生が終わったと感じた喜世だったが…
- ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』最終回 感想
- 長く続いた喜世の物語もこれで終わりかと思うと寂しいです。江島と喜世が月を見ながら本音を語るシーンは素敵でした。頂上まで上り詰めた者同士、通ずるものがあるのでしょう。
また生きる意味を失いつつあった喜世でしたが仙桂尼らに諭され鍋松を立派な将軍にするために生きていくという新たな道を見つけます。仙桂尼を演じる三田佳子さんの演技は素晴らしく、思わず涙しました。新たな使命を託された喜世はこの先も強く生きていけるでしょう。
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ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』のあらすじと見どころ
ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』のあらすじ
赤穂藩の藩主の奥方に仕える女中きよは、幼馴染の家臣・磯貝十郎左衛門と家中で再会し、身分違いの禁断の恋に落ちる
。愛を貫き、様々な壁を乗り越えて、必ず結ばれることを誓う二人。しかしそんな折、主・浅野内匠頭は殿中で刀傷事件を起こし切腹を命じられる。十郎左衛門ら47士による仇討ちを陰で支えた48人目の同志きよ。
過酷な運命に翻弄される彼女こそ、将来の将軍の生母・月光院であった。
ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』の出演者
きよ→左京の方→月光院:武井咲(幼少 – 堰沢結愛)
磯貝十郎左衛門/間部詮房(2役) :福士誠治(門六 – 込江海翔)
阿久利→瑤泉院:田中麗奈
浅野内匠頭長矩:今井翼(タッキー&翼)
堀部安兵衛:佐藤隆太
村松三太夫:中尾明慶
佐藤條右衛門:皆川猿時
勝田善左衛門:大東駿介(幼少 – 高山稜来)
毛利小平太:泉澤祐希
上杉綱憲:柿澤勇人
不破数右衛門:本田大輔
寺坂吉右衛門:川口覚
つま:宮崎香蓮
ほり:陽月華
浅野大学長広:中村倫也
片岡源五右衛門:新納慎也
前原伊助:山本浩司
テレビ局:NHK
ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』の見所や感想
とても丁寧に考えて作られたドラマだと感じました。脚本や音楽も素晴らしかったです。物語の前半では有名な忠臣蔵を女性目線で心情を主に丁寧に描かれています。
個人的にはきよを演じる武井咲さんははまり役だと思いました。一人の男性を一途に思う凛とした女性がぴったりだと思ったら、大奥に入り見違えるように艶っぽい演技を見せてくれます。
最後は希望を感じる終わり方で見終わって清々しい気持ちになれました。
うまく練り上げられたストーリーに仕上がっていました。原作は見たことがないのですが、ドラマの内容を少し調べてみたら、実は歴史的にも名前が登場人物と同じだったり、時間軸なども歴史になぞらえて作られていることが分かり、圧巻です。
ストーリーのみならず、キャスティングもぴったりだったのではないかと思います。面白かったです。
まとめ
ドラマ『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』を無料で1話から最終回までの全話を視聴する方法をお伝えしてきました。
今井翼さんは、武井咲さん演じるきよ、福士誠治さん演じる十郎左衛門を従えている浅野内匠頭長矩としての姿を描いた見ごたえのあるドラマです。
何度でも見たくなる、名作中の名作といってもいいドラマです。