ドラマ『天使が消えた街』は2000年4月12日から同年6月28日に放送されていた、KinKi Kidsの堂本光一さん主演で、元KAT-TUNの田中聖さんも出演しているドラマです。
自閉症の兄を持つ青年が、社会の厳しさに直面しながら成長する姿が描かれます。
堂本光一さんは自閉症の兄と一緒に暮らすことになった青年・高野達郎を、田中聖さんは不登校を続ける中学生・川島聖を演じています。
この記事では、堂本光一さん、田中聖さん出演ドラマ『天使が消えた街』の動画を1話から最終回まで全話を無料視聴できる方法を調査しています。
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- 堂本光一さん(KinKi Kids)の人気出演ドラマ
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堂本光一出演ドラマ一覧
ドラマ『天使が消えた街』の動画はどこで観れる?動画配信サービス一覧
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ドラマ『天使が消えた街』の動画は無料の違法サイトで見れる?
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ドラマ『天使が消えた街』の各話のあらすじと感想
ドラマ『天使が消えた街』を視聴されたことがある方は、どんな内容だったのかを思い出す為に、まだ視聴されたことがない方は、ドラマ『天使が消えた街』がどんなドラマなのかを把握する為に、各話のあらすじと感想もまとめてみました!
第1話「いらない部品」
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- ドラマ『天使が消えた街』第1話 あらすじ
- 高野達郎22歳は(堂本光一)は、友人の借金を肩代わりしたがために、殴られ屋として借金のために稼いで返済に充てている。ある日、達郎の元にある男が現れ、達郎に異母兄がいると告げ、高野輝(藤井フミヤ)のところに連れていかれる達郎。
「輝は自閉症である」と告げられて達郎は戸惑う。一度は引き取るのを断ったが、一夜の宿は貸すことにした。しかし、輝の特異なこだわりに閉口してしまう明け方、ようやく眠りについた輝を見守りながら、目に留まったのは輝が気に入ったらしい一冊の絵本だった。
明け方の光の中、幼い頃の思い出に達郎は思いを馳せる。幼馴染の瀬戸かおり(板谷由夏)の企業のパーティーに達郎が誘われる。迷った末、出向いたそのパーティーの席上で騒を引き起こしてしまった輝をかばって、達郎ははじめて兄のために感情が上気した。
- ドラマ『天使が消えた街』第1話 感想
- 自閉症の兄・輝が達郎と出会って時間がたっても、特に達郎に対する態度に変化がないのに比べ、達郎の輝に対する態度がちょっとずつ変わり出したのが印象的でした。最初は後ろにいる輝を振り返ることなく歩いていた達郎が、いつの間にか輝を気にするようになり、時折後ろを見ながら歩くラストシーンにその変化が良くあらわれていたと思います。
達郎が輝を見るまなざしも、出会った当初と最後の場面では全然違います。ぶっきらぼうな達郎ですが、確かに変わり出していることにハッとさせられました。
第2話「捨てられた兄弟」
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- ドラマ『天使が消えた街』第2話 あらすじ
- 輝を受け入れたものの、どう扱っていいかわからない達郎は、一緒に出掛けた時に置いてきてしまおうと考える。しかし恋人のタマキに止められ、輝と一緒に暮らすことになった。
やがて殴られ屋の仕事の客から輝の実の母親のことを知らされた達郎は、その母親の元に行き輝を引き取ってもらうが、押し付けたようで気が咎めていた。さらに達郎は肩代わりしている借金のことで借金取りに追われ、ヤクザの安原に恩が出来てしまう。やがて輝が母親の仕打ちのせいでパニックを起こして病院に入れられたと知った達郎。
輝は母親に捨てられるなど酷い仕打ちを受けながらも、彼女のために絵を描いていた。達郎はそんな輝のために、彼の母親に怒りをぶつけるが、逆に彼女から、達郎の母親が自分の夫を奪ったとののしられる。そして達郎は、自分と同じ境遇の輝を引き取る決意をしたのだった。
- ドラマ『天使が消えた街』第2話 感想
- 輝も自分と同じように親に捨てられた存在で、二人は似た者兄弟だったと気づいた達郎が、輝のことを兄として大事に思うようになるまでが丁寧に描かれていました。達郎が輝を受け入れることにした時に口にした「なあ。しょんぼりだ。」という言葉に、彼の兄に対する親愛の情が現れているのが感じられ、他に代わりのない、とても印象的なセリフだと感じました。
輝を置き去りにしようとしたり実の母に押し付けたりしながらも、彼をずっと気にかけていた達郎と、病院に収容されながら、達郎の絵を描いていた輝。この兄弟がとても良くて、愛おしく感じ、二人がずっと一緒にいられることを願ってしまいます。二人の存在感が圧倒的で、ドラマをぐいぐい引っ張ってくれます。
第3話「ケガは痛いです」
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- ドラマ『天使が消えた街』第3話 あらすじ
- 再び輝と暮らすことになった達郎だが、輝が自閉症で、自分とは違うことを思い知らされる。洗濯物をびしょ濡れのまま置いていたり、お金を盗まれたりする輝に、だんだん達郎は苛立って行く。取り立てに来たヤクザに自分が殴られても、輝が平気でいることに腹を立てた達郎は、輝を殴ると彼の絵本を破って家を飛び出してしまうのだった。達郎は同じ施設で育ったかおりの家に住まわせてもらい、恋人であるタマキに説得されても帰ろうとしない。
一方、輝はカウンセラーの京子のはからいで、掃除の仕事を始めることになった。そして京子は、恋人が母親を殴ろうとするのを止めて、ケガをしてしまう。その後、輝が掃除をしているうちに部屋に閉じ込められてしまうトラブルが起こり、駆けつけた京子は輝を連れて達郎の家に行く。京子のケガを見た輝は、「ケガは痛いです。」と言う言葉を口にするのだった。
タマキは輝と一緒に達郎を家に連れ戻そうとするが、そこに取り立て屋が現れて、達郎を殴る。それを見た輝は「ケガは痛いです。」と取り立て屋に立ち向かうのだった。その姿に心を打たれた達郎は、輝と一緒に家に戻ることにする。
- ドラマ『天使が消えた街』第3話 感想
- 達郎のいら立ちは自閉症の輝の行動に対してではなく、兄である輝に甘えたいのにできないことから来ているようです。「お兄ちゃんに甘えたいだけ」と見抜いてしまうタマキの鋭さには感心します。
輝が自閉症であることを理解し、受け入れながらも、血のつながりがある肉親である輝から優しくしてほしい、愛情を注いでほしいと求めてしまう達郎が切ないです。それでも、確かに二人の間に兄弟の愛情はあるということが、最後に輝が自分の洗濯物を干しに行く場面から感じられます。
達郎も輝のこだわりを受け入れながら、一緒に洗濯物を干す姿にしみじみとしました。この二人はお互いが、お互いを大事に思い、必要としているのだと思いました。
第4話「一緒に死のう」
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- ドラマ『天使が消えた街』第4話 あらすじ
- 結局、達郎は輝の借金も肩代わりすることになった。京子の絵を描き続ける輝を見たタマキは輝を、京子の職場に連れて遊びに行くことにした。そこで、輝は京子のパソコンに興味をみせた。輝に癒された京子は、ひととき公園で自転車に乗って輝と戯れている。輝は、そのときから自転車に対して興味をよせるようになった。智也の母が銀行を尋ねてきて、智也の家庭内暴力のことを京子に口止めさせる。智也とも満足に話ができない状態の京子は、智也のカウンセリングを薦めるがとりあってはもらえない。
その帰り智也の母は、偶然智也に階段から突き落とされてしまう。心身共に疲れた京子が帰宅すると、いつの間にかパソコンを使いこなした輝からメールが入っていた。京子は初めてパソコンを通じて、自分に語りかけてきてくれた輝に感激した。翌日、かおりの会社のパソコンを無断で使った輝のことを訴えにかおりが達郎の元へやってきた。重要なデータの入った会社のパソコンを無断で使用した輝をクビにすると通告した。プリントアウトされたメールを見て、達郎は初めて輝が京子に好意をもっていることを確信した。そして達郎は、突然なぜ輝が自転車にこだわりだしたのかも知った。
京子がメールで約束した時間と場所に、ふたりで自転車で輝に行かせてかせてやろうと輝に自転車に乗る特訓をして送り出してやる。ところが、京子は前夜から失踪している智也を捜すのに夢中になり、輝との約束を忘れてしまう。そこに街角で偶然、達郎が京子に出会い、約束の反故を知った達郎は京子に対して「二度とあいつの前に現れるな」と言ってひたすら京子を待ち続ける輝を迎えに行くことにした。
- ドラマ『天使が消えた街』第4話 感想
- 京子の勤め先近くの公園で、とてもとても印象的なのが色の使い分けだと思う。輝と京子のデート場面は、ホワイト、ブルー、グリーン3色の混ざり具合が鮮明に残る、全体的に清潔な印象が残った。輝のシャツと京子のワンピースまで情景に合わせた色味を選んだのだろう。対照的なのが高野兄弟の夕陽の公園シーンで、その取り巻く情景や世界観が優しいオレンジに満ちていた。
京子に裏切られ、孤独感で打ちひしがれる輝を包む達郎の愛情そのものの色だと思う。輝を気遣い、自転車で去る真似をしながら、敢えて何度も何度も振り返る達郎に涙が出てきた。輝を自転車に乗せ、黙ったまま帰途につく達郎には男気さえ感じてしまった。
輝が達郎の背中に頭をコツンと当てるシーン、オレンジ色の優しい色の世界と相まって、とても感動するシーンだった。
第5話「さよなら輝さん」
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- ドラマ『天使が消えた街』第5話 あらすじ
- 京子が約束を破ったことで傷ついた輝は、ろくに食事もとらなくなってしまった。達郎はそんな輝に心を痛め、家にやって来た京子を追い返す。そして暴れ出した輝が、ヤクザの安原が達郎に押し付けて行った拳銃を見つけ、撃ってしまう。タマキは達郎が拳銃を持っていたということに衝撃を受けるが、事情を話すことができない達郎。
さらに安原に拳銃を返しに行った達郎は、その銃で人を殺すよう命じられてしまう。一方、輝はタマキと共に、約束した場所で京子を待っていた。タマキが京子に電話をするが、京子の部屋にいた恋人の智也のせいでつながらない。そして智也は、京子にメールを送った輝に、別れのメールを返信するのだった。翌朝、輝は自転車に乗って姿を消し、車にひかれそうなところを達郎に救われる。輝がそこまで京子を想っていると知った達郎は、京子のところに行き、輝にはっきり気持ちを告げてほしいと話す。
その後、達郎は安原の殺人依頼を断るが気絶させられ、道端で目を覚ます。安原に殺すよう言われた人物は何者かに銃で撃たれて重傷だとニュースになっていた。達郎が家に戻ると、京子が来て、智也がいるからもう会えないと輝に告げていた。そして達郎の元に警察が訪ねて来る。
- ドラマ『天使が消えた街』第5話 感想
- 達郎という人間は本来は、ものすごく愛情の深い人なんではないかと考えられる。でも、これまではその対象をどうしても他人に見いだせずに、愛情を押し殺して生きてきたといっても過言ではない。でも、ここにきて輝という無条件に愛情を注いでも良い人間に出会ってしまった。
取り留めもなく愛情を降り注ぐようになってしまったのでしょう。安原の前で人殺しができない理由として「輝を放っておけない」とハッキリ言いました。トラックに轢かれそうになった輝を本気で怒鳴りつけ、怒ってしまった。もう、失くせないし、傷ついてほしくない人に、輝はなってしまったのだろう。
達郎の生きていく一番の理由に、輝はなってしまった。達郎は自分がどうしても他人を愛せないのに、さらっと目の前で京子に心を寄せていった輝を、もしかしたら羨ましいとすら思っていたのかもしれない。
第6話「京子さんは会いません」
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- ドラマ『天使が消えた街』第6話 あらすじ
- 達郎はヤクザの幹部に対する殺人未遂の容疑で警察に連行され、取り調べを受けるが、拳銃が発見されなかったため釈放される。安原は達郎に罪を着せるつもりでいたが、警察が来る前にタマキが拳銃をこっそり持ち出していたため助かったのだ。これ以上達郎に危険なことに関わってほしくないと、彼の借金を返すためにキャバクラで働き始めたタマキ。
しかし達郎は、タマキのそんな気持ちを理解していなかった。殴られ屋の商売の売り上げも厳しくなった達郎は、輝の天才的な記憶力を使った商売を考えるが、輝に突然固まって動かなくなるという行動が現れる。智也との関係に耐えられなくなり、婚約を解消して故郷に帰ることにした京子は、輝のことを達郎に謝罪しに来る。
智也のことで京子が辛い思いをしていたと知った達郎は、最後に彼女と輝を会せようとする。しかし、安原が輝の記憶力を使った詐欺を思い付き、輝をホテルの一室に連れていった。達郎はなんとか連れ戻そうとするが、輝はホテルの豪華さに気をとられて帰ろうとせず、結局京子とは会えずじまいになる。
- ドラマ『天使が消えた街』第6話 感想
- 京子は智也との別れを決意し、輝はヤクザの安原に利用されようとしていて、かおりにも危険が迫っています。いよいよクライマックスに向けて、ストーリーが動き出したのを感じます。達郎のためにキャバクラで働き始めたタマキも、泥沼にはまってしまいそうで心配です。
そしてここまでだんだんと兄弟の絆が深まってきたのに、達郎が輝を信じられなくなってきたのが切ないです。毎回、ドラマの最後は兄弟二人の場面でしたが、今回は達郎一人だったのが、彼の寂しい気持ちを表しているようでした。
第7話「三人の関係って素敵です」
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- ドラマ『天使が消えた街』第7話 あらすじ
- 輝と別々に暮らすことになった達郎は殴られ屋の収入も少なく、生活に困るようになった。その一方で、輝は豪華なホテルで過ごし、タマキはキャバクラで働き続けていた。そんな中で、達郎は家を訪ねてきたかおりを思わず抱きしめ、それをタマキが見てしまうのだった。安原から再び拳銃による殺人を命じられるも、断る達郎。
一方、タマキは同僚から勧められて売春をし、客に殴られる。それを知った達郎は彼女の想いを理解して抱きしめるのだった。タマキや輝が自分の借金を返すために働いていると知った達郎は、安原の依頼を受けることを決意する。
しかし達郎が依頼を遂行しようとする前に相手が病気で死んでしまい、借金は残ったままになる。やがてかおりにカード詐欺の疑いがかけられ、タマキは輝が安原の詐欺を手伝わされているのではと達郎に話す。達郎が輝のいるホテルに行くと、彼は縛られていた。達郎は輝を連れて逃げようとするが、安原がやってくる。
- ドラマ『天使が消えた街』第7話 感想
- いつ死んでもいいと刹那的に生きてきた達郎が、輝のおかげで生きることに希望を見出しつつあるのが伝わってきただけに、今回はまた孤独に戻ったと感じている達郎が気の毒に感じました。
そして遠くに離れて行ってしまったように感じていた輝やタマキが、実は自分を助けるために泥沼や犯罪に足を踏み入れていたと知った時の達郎の気持ちを思うと、とても切ないです。達郎がタマキを抱きしめたところでは、初めて達郎の方から愛情を示してくれたことに、感動するタマキの気持ちが伝わってきました
第8話「サヨナラ旅行」
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- ドラマ『天使が消えた街』第8話 あらすじ
- 輝を安原の元から連れ出そうとした、達郎とタマキは反対に安原一派に捕まることになる。達郎に多額の生命保険をかけた安原達は、輝やタマキ共に達郎を事故死にみせかけ、殺そうとする。ギリギリのところで逃れたものの、3人は行くあてがない。そんな中でも達郎は、安原に使われていたとしても結果的に輝のせいで、会社が倒産に追い込まれたかおりの身を案じていた。また街をふらふらしていて安原達に捕まってしまった輝を取り返すため、達郎とタマキは家に戻る。
たまたま達郎を訪ねてきた殴られ屋の弟子・聖(安原の息子)(田中聖)は、父親が人を害そうとしている現場を目の当たりにしたことにより、発作的に自殺を図ろうとした。達郎の必死の説得で聖は自殺を思いとどまることができた。安原はそれを恩に感じたのか、達郎達を解放する。その一方ではかおりは、仕事のパートナーからも見捨てられてしまい、債権者に追われるようになっていた。かおりの元に訪ねて輝の贖罪のために達郎は一生かおりの側にいようと決心する。最後に、京子に会いたがっている輝のために、タマキと三人で京子の元を訪れることにした。何も知らない京子は3人を歓迎して出迎えた。そこで達郎は、京子に「輝と出会えてよかった」と素直な胸の内を告白した。輝と約束通り自転車に乗る京子。
そして、子犬をかわいがる輝を見ている内に、お腹の中の自分の子を産む決意を固めるのだった。京子には結局何も話さなかった。帰りのバスを待つバス停で、達郎は輝に自分がかおりと暮らすことにしたことや輝はこれから施設で暮らすことになるのだと、丁寧に話して聞かせた。輝は、達郎の話を理解したのか、していないのか分からないが「施設に行きます」と口にした。
- ドラマ『天使が消えた街』第8話 感想
- 前半はかなりモヤモヤとしたが、後半の達郎にカタルシスを覚えた。輝に「なぜ自分たちが別れなくてはいけないのか」をきちんと、一から十まで話して聴かせるバス停のシーン、この時の達郎は最高だった。達郎の輝に対する「なぜそうなのか」を論理的に話して聞かせることができるという役柄が、妙に納得するというか、腑に落ちるは観ていて楽しい。
達郎の輝への話し方は、単なる哀れみではなく、庇護する相手に対してのものとは微妙に違う気がする。同じ目の高さで理由を説明しているように思えるからだ。輝を見つめ、空を見上げる達郎の、その表情のどれもががものすごく深い。
第9話「達ちゃんと一緒にいたいです」
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- ドラマ『天使が消えた街』第9話 あらすじ
- 達郎と輝は離れて生活をはじめた。かおりと同居をはじめた達郎は慣れないスーツで、どこかで無理をしているという感じはぬぐえないが、サラリーマン稼業をはじめる。結局、就職した会社を辞めて、元の殴られ屋をはじめるようになってしまう達郎。輝は、施設で拾ってきた子犬に「タツロー」と名付けて暮らしはじめるが、ある日突然倒れてしまう。それを知ったタマキと東京に戻ってきた京子たちは、達郎に知らせようとするがかおりが伝えようとしないため、達郎は知らずに過ごしていた。
思いもよらないところから、輝が病気だと知った達郎は施設に会いに出かける。そして、かおりが探し出してくれた父親に会いに行こう、と輝に提案する。しかし、久しぶりに会ったというのに父親は、ふたりを歓迎するどころか金を取り立てようとしてくる始末。それに怒った達郎は一度は輝を連れて帰ろうとする。だが、以前からどうしても気になっていたことがある。なぜ輝の絵本を達郎にくれたのか、を父に聴くために再び父の前に現れる。実は、達郎がずっと父からもらったと思っていた「ぐるんぱのようちえん」の絵本は、本当は輝が達郎にくれたものだったということを知って驚く達郎。
父は、達郎の驚きも悟ることもせず、輝の持っていた絵本を燃やしてしまう。パニックに陥る輝の姿を見て、達郎は思わず父親に殴りかかる。父との再会はひどく苦いものになってしまった。ずっと父親との思い出として大切にしてきたものが崩れてしまった達郎は、はじめて輝の前で涙を流す。そんな達郎に対して、輝は「達ちゃんと一緒にいたいです」と告げる。そして、家路につこうとした、そのとき輝は達郎の前で倒れてしまう。実は、輝の侵された病は急性白血病だったのだ。
- ドラマ『天使が消えた街』第9話 感想
- ラストシーンの海辺で、輝に出会うまでの人生の中で唯一達郎の生きる手段になっていた父との思い出が砕け散り、文字通り二度父を失うことになった達郎の涙。はじめて、輝の前で流した涙。肉親の縁に薄い達郎だからこそ。余計に、格別の思いをもってすがりついていたぬくもりを失った瞬間だったといえるでしょう。
達郎はもういらないからとバンデージを外して海に捨てます。ことあるごとに、恨むという形ですがってきた父親を本当に失ってしまいました。そして、残ったのは皮肉にもやはり血のつながりのある兄・輝だけでした。それなのに、またそれも失いかけている達郎。7話の放送で、達郎は京子に「いつ死んでもいいみたいに思ってた」と告白してます。
しかし、こんなにもなくし続けてばかりいる人生だからこその言葉だったんでしょう。あきらめたら楽になる。そういうことなのかもしれません。ですが、輝のおかげで「生きてるもの悪くない」と思えるほどになっています。
第10話「達ちゃんは助けてくれます」
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- ドラマ『天使が消えた街』第10話 あらすじ
- 輝が倒れたことで、達郎は助かる方法として、医師から骨髄の移植を言い渡されることになる。しかし、達郎の骨髄では輝と型が一致しないことが判明する。それなら、と輝の両親に頼みに行くものの、母には素っ気なく断られてしまう。父親は相変わらず、達郎の訴えに耳を貸そうともしなかった。しかし、しぶしぶ検査に行くことを承知した。そんなおり、かおりに再就職の話が出てきた。ただし、仕事先は札幌になる。転居を余儀なくされたかおりは達郎も一緒に来て欲しいと頼むが、達郎は輝の骨髄移植の件が落ちつくまでは、輝から離れるわけにはいかない、と告げる。
かおりの大切なものを奪い続けてきた達郎は、かおりと添い遂げる決意はしていたが、それがかおりへの「愛情」ではないことを、かおり自身もうすうす気付いてはいた。病院から一時、達郎が元々住んでいた屋上の部屋に帰ってきていた輝は、京子に妊娠の件を聞かされる。そして智也親子が京子を責めるのをかばう。父の検査の日とかおりの出発日が偶然にも重なり、達郎はかおりの見送りに行くことを約束する。ところが当日、骨髄移植の検査を拒んだ輝の母は病院に来たものの、父親は姿を現さないのだ。落ち着かずに達郎は家まで父親を迎えに行く。そして達郎はそこで、父、輝と輝の母の三人が仲睦まじく収まっている写真を見つけた。
達郎はもしかして、父は本当は輝のことを、ずっと想っていたのではないかと思いを巡らせる。結局かおりの出発時間に見送りに間に合わなかった達郎は、札幌からかおりの電話を受けた。かおりは、輝と達郎の深い絆に気付いき、達郎は別れを告げられるのだった。そして皮肉にも、達郎が無理矢理連れてきた父親の骨髄の型は、輝と一致したのであった。
- ドラマ『天使が消えた街』第10話 感想
- 輝の白血病を治癒させるために達郎が東奔西走するという展開で、今回一番印象に残ったのは、実はかおりの哀しさだった。かおりは誰が見ても理解できるほどの悪女だが、自分の立ち居振る舞いが恋愛の禁じ手だと自覚しつつ、それでも達郎の心を繋ぎ留めたいという心情に、いつの間にか共感を覚えてしまった。
自分が行為を抱く男性に対してなりふり構わず振る舞うくせに、最後のプライドが邪魔してどうにもならないというアンビバレントな気持ちの揺れ方が、ドラマとは言え、妙に引き込まれてしまう。別れを告げる電話の場面は、かおりの言葉を聴く達郎の表情と達郎の背中が感動的だった。かおりを幸せにしてやりたいという達郎の気持ちに偽りはないと思うし、いつも近くで達郎のことを心配し愛してくれたかおりのことを、達郎は痛いくらいに感じ取っているからこそのシーンだろう。
達郎がかおりに抱いている気持ちは、単なる愛情というよりもそういう意識なのかもしれない。達郎とかおりの場合、間に達郎のかおりに対する負い目が入ってしまったことが不幸だったのだと思う。
第11話「お父さんサヨナラ」
- 動画サイト
- ドラマ『天使が消えた街』第11話 あらすじ
- 輝と達郎の父親・淳が、骨髄を輝に提供する代わりに金を払えと言い出し、怒りをこらえてそれを受け入れる達郎。そして骨髄移植のために輝と父親は入院することになる。しかしやがて父親は病院からいなくなり、達郎に10倍の金を要求するのだった。輝のためにどうしても移植をしたい達郎は、安原に借金をしに行き、麻薬の取引を代わりにやることを命じられる。
達郎は拳銃と3億円の麻薬を預かり取引に向かうが、取引が延期になってしまう。安原の事務所に戻った達郎は、社員達が皆殺しにされているのを発見する。生き残っていた安原は、双牙会に追われているので外国に逃亡すると話し、麻薬の取引を達郎に任せ、報酬を半分やると言うのだった。その後、息子・聖に会いに行った安原は、達郎と聖が見ている前で双牙会の人間に射殺される。
一人でも麻薬の取引を行おうとする達郎に、聖がついてくる。そんな矢先、達郎は父親が交通事故にあったと知ってかけつけ、父に言われるまま輝のいる病院に彼を連れて行く。しかし瀕死の重傷だった父親は息を引き取ってしまうのだった。
- ドラマ『天使が消えた街』第11話 感想
- 冒頭、無菌室に入った輝に「ぐるんぱのようちえん」を読んで聴かせるうちに、内容を暗記していた輝と声を合わせて朗読し始めるシーンは、とても心を突き動かされてしまい、涙無くしては観れなかった。コミュニケーションというものは会話が成立することではなく、通じ合えるという奥深さが大事なんだと痛感した。
達郎と輝は紛れもない兄弟だし、お互いがきちんと愛情を抱いているのがはっきりと伝わる。「目は口ほどにものを言い」という諺の通り、悲しさ、愛おしさ、怒り、憤り、驚きという感情に対して、達郎の目の深さに涙が出る。人間として芯まで腐っていると諦めていた父親に対して、まだ自分に対する情が残っていたことを知った時の表情には、心の底から感動した。
父親を永久に失ったとばかり思い込んでいたこと、輝の命の代価を要求した時点で本当に決別したと信じて疑わなかった父親が心を残していたことを知ってしまった瞬間、最愛の兄である輝の命も含めて全て失うというのは、一体どんな痛みだろうか。喪失の痛みとは自分の一部を切り取られることであり、それならばむしろ最初から無い方が幸福だったかもしれないと思ってしまう。
第12話「愛する勇気!この世で一番残酷な死」
- 動画サイト
- ドラマ『天使が消えた街』第12話 あらすじ
- 父親・敦は亡くなったものの、なんとか敦から輝への骨髄移植の手術は行われる。手術のあと拒絶反応や感染症が輝を苦しめるが、医者が勧める新薬の値段は1000万円だった。その後達郎は、敦が達郎から金をもらったら漁船を買って親子3人で漁師をしたいと考えていたことを知る。
輝の治療費のため一人で麻薬取引を行った達郎は、輝を京子に頼み医師に1000万円を渡しタマキと共に逃亡する。しかしタマキが双牙会の者に刺されて死亡し、達郎も輝との電話中に双牙会から銃で撃たれるのだった。1年が経ち、無事回復した輝は絵の才能を見出され、京子と共にニューヨークへ向かうことになった。
一命をとりとめて刑務所にいた達郎は、仮出所を迎えて空港に二人を見送りに行く。そんな達郎に輝は、自分の大好きな絵本「ぐるんぱのようちえん」を渡すのだった。
- ドラマ『天使が消えた街』第12話 感想
- ついに最終回を迎え、ドラマの最初の数話で流れていた白いオープニング映像と、黒のエンディング映像の意味が分かったと感じます。孤独な達郎の前にあらわれた愛する人みんなが彼にとっての天使だというのが白のオープニングの意味であり、最後に達郎が孤独になってしまうというのが黒のエンディングなのでしょう。
あの二つの映像がこのドラマのテーマをあらわしていたのなら、達郎がまた孤独に戻るというラストは最初から決められていたのかもしれません。最後の最後で、ついに輝のことを兄貴と呼んだ達郎は、天使に会って今まで知らなかったものを得たことに感謝しながらも、最後は自ら一人で生きて行く決意をしたのだと思います。
とても切ないですが、達郎の表情からは、彼がいろんなものを失ってきただけではなく、出会いの大切さを知ったことが伝わってきました。
ご覧頂きましたように、無料サイトにドラマ『天使が消えた街』の動画はアップされているものの画質や音が悪いのが現状です。
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ドラマ『天使が消えた街』のあらすじと見どころ
ドラマ『天使が消えた街』のあらすじ
利益が一部の資本家に集中する格差社会に苦しむ青年・達郎が、自閉症の兄・輝と出会い一緒に暮らす中で生きる意味を見出し、成長していく物語である。
肩代わりした友人の借金を背負う達郎は、その返済のために殴られ屋をやっていた。そんなある日、母親違いの自閉症の兄・輝の存在を知るが、彼を兄だと認めることに抵抗を感じる。
住み込み先を失い行き場のない輝を一晩だけ家に泊めたものの、こだわりの強い輝の行動に振り回されて限界を感じた達郎は、自分の客であるカウンセラーの京子に輝のことを相談するのだった。
ドラマ『天使が消えた街』の出演者
高野達郎:堂本光一(KinKi Kids)
高野輝:藤井フミヤ
吉井タマキ:内田有紀
石田智也:細川茂樹
瀬戸かおり:板谷由夏
川島聖:田中聖(KAT-TUN)
高野敦:蟹江敬三
進藤京子:酒井法子
放送月日:2000年
主題歌:オープニングテーマ「もう君以外愛せない」KinKi Kids
エンディングテーマ「INSIDE」藤井フミヤ
テレビ局:日本テレビ
ドラマ『天使が消えた街』の見所や感想
このドラマを見ていると藤井フミヤさん演じる輝がとても可愛らしくて愛おしくなります。輝が持っていた絵本の「ぐるんぱのようちえん」は私も元々持っていて大好きな本だったので内容がよく分かりますし、度々ぐるんぱの話をする輝が切ないながらも可愛らしくて何度も抱きしめたくなりました。
また、堂本光一さん演じる達郎が輝のことを兄として少しずつ受け入れていく様子が良くて、内田有紀さん演じるタマキと3人で過ごしているシーンも癒されてとても好きでした。特に自転車に乗っているシーンは印象的で、この平和な時間がずっと続けばいいのにと願いながら見ていました。
しかし、残念ながらその願いは届かず、達郎のことを一途に想い健気なタマキが好きだったので、最終回は辛くて悲しかったです。いつも明るく達郎の側にいてくれたタマキの笑顔を思い出すと胸が苦しくなりました。大好きなドラマですが、ぐるんぱのようになんとか皆がハッピーで終われる方法はなかったのかと思ってしまいます。
殴られ屋という珍しい職業が実在するという事実にまず驚かされます。こんな方法でお金を稼いでいる達郎はさぞやんちゃな性格かと思いきや、友人の借金を肩代わりするためだったり、いきなり自閉症の兄を押し付けられても、何だかんだ付き合ってあげる優しさを持っています。
そのギャップも素晴らしいですが、それ以上に自閉症という病気に最初こそ戸惑いますが、偏見を持たないところに彼の器の大きさを感じます。輝の「いらない部品はありません」というセリフも、差別しないでというメッセージのようで、とても心に刺さります。何より、藤井フミヤさんの演技がすごく自然で、輝の特殊な世界観にもスッと入り込めてしまいます。
終盤が駆け足気味で、最後の最後にモヤモヤした余韻が残るところだけが残念ですが、輝を取り巻く人達が愛に溢れていたのが救いかなと思います。主題歌の「もう君以外愛せない」も、一見ドラマの世界観をなぞっているようなのに、君が誰かはっきりわからないところが意味深で印象深いです
堂本光一主演のドラマです。 堂本光一演じる達郎の仕事が斬新なことに惹かれ見始めました。その仕事とは、『殴られ屋』です。街中で人に殴られることを仕事にしています。
仕事シーンももちろん、描かれていて堂本光一の本気度がすごいです。そして堂本光一の兄、輝(てる)役の藤井フミヤもすごいんです。障害を抱えた青年の役どころで、時に神経質に時に愛らしく演じています。この輝が大好きな絵本『ぐるんぱのようちえん』の話をするところは、夢中で純粋でとにかく可愛いです。忘れてはならないのが、細川茂樹演じる石田さんです。石田さんと銀粉蝶さん演じる親子のキャラクターが強烈です。
キーワードはプリンです。プリンをみると当分思い出すほどのプリンエピソードがあります。最終回までプリンエピソードは続きますので見逃す心配はないです。そんな問題児な石田さんから女性を守ろうとする輝がまたいいんです。暗めなトーンのドラマが好きな方には、特におすすめです。
2本の流れたフィルム映像を見た時に天使が消えた街をすべて集約して表していたのかと思いました。最初の構成から見て達郎が最後にひとりぼっちになるという流れは決まっていたのかと思います。
達郎の心情を思うと天使たちに出会う前に何かに捉われていて心から感謝しそれで一人で生きていくという強さを感じました。喪失感のただただ多い達郎に違和感と疑問をかなり感じたことを思い出しました。ただ作者はいろいろな意味をみんなに問ってほしいとも思っていたのか失うだけの人生生きていたわけではないと私は達郎の顔を見てそう捉えました。
一辺だけでないあの何とも言えない感じの表現力に作者ももちろん出演者の方に見入ってしまいました。
まとめ
ドラマ『天使が消えた街』を無料で1話から最終回までの全話を視聴する方法をお伝えしてきました。
堂本光一さん演じる高野達郎が兄の存在に助けられながら成長する姿を描くドラマ『天使が消えた街』。
田中聖さん演じる中学生が物語にどう関わっていくかにも注目です。
ただ、動画配信サービスや、DVD宅配レンタルサービスがありませんので、視聴したい方は、ぜひ、最安値のAmazonでの購入をおすすめします。