ドラマ『赤穂浪士(1999年)』は1999年1月2日に放送された関ジャニ∞の横山裕さん出演ドラマです。
18世紀初頭(江戸時代)に実際に起こった事件「赤穂事件」を題材に、『赤穂浪士(1999年)』(吉良上野介を討ち取った47人(四十七士)と赤穂藩の浪人)の活躍する姿が描かれています。
横山裕さんは、赤穂浪士四十七士の1人である大石主税として出演しています。
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ドラマ『赤穂浪士(1999年)』の各話のあらすじと感想
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第1話『元禄繚乱!刃傷松の廊下』
五代将軍徳川綱吉の時代。「生類憐みの令」が布告されてからというもの人間の命は小さな虫よりも安いものとなっていた。将軍家の信任の厚い護持院の僧・隆光のもとに綱吉の生母・桂昌院が祈祷を受けに来ている。その様子を堀田隼人は鋭い目線で物陰から伺う。隼人の父はその護持院の普請奉行だったが普請の不始末の責任を負わされ流刑に処されそのまま亡くなった。浪人暮らしの隼人は仕官先を探すも、武士の世界でも何をするにも賄賂・付け届けが横行しそれが用意できない隼人に仕官の口などあるはずがなかった。そんな隼人は盗賊・蜘蛛の陣十郎と出会う。その頃江戸城では播州赤穂藩主・浅野内匠頭に勅使饗応役が命じられる。赤穂藩家老・大石内蔵助はその一報を聞き、晴れがましいはずの話に黒雲が広がるような予感を抱く。饗応役を指導する高家筆頭・吉良上野介が上洛中と聞いた大石は吉良に対し下工作をするべく堀部安兵衛たちを京へ先発させる。しかし内蔵助の気遣いはあと少しのところで届かなかった。護持院の扁額を壊して逃げた隼人はその後上杉家の侍と小競り合いになり、その後吉良家家老・小林平八郎と対峙する。内匠頭は指南役の吉良に挨拶に出向く。その帰路「豪華な品物を贈った同役の伊達家に比べて挨拶の品が質素に過ぎたのではないか。上野介の機嫌を損ねたのではないか」と心配する片岡源五衛門に内匠頭は「伊達は伊達。当家は当家。あのような人物にそこまですることはない」とそれ以上の品を追って送ることを拒絶した。吉良は内匠頭に饗応役としての務めや作法を教えるどころか無視や嫌がらせを繰り返す。耐え忍ぶ内匠頭だったが勅使接待の当日の朝、居並ぶ大名たちの前で上野介に恥をかかされた内匠頭はついに、上野介に対して刃傷に及んでしまう。
- ドラマ『赤穂浪士(1999年)』第1話 感想
- 堀田隼人や蜘蛛の陣十郎は架空の登場人物ではあるが、隼人自身の境遇はなんとなく堀部安兵衛に似ている。父親が仕事の上でいわれのない疑いあるいは手落ちを咎められ、父親はそれが元で不遇の死を迎え、浪人生活を送ることになってしまったこと。そして二人とも剣の腕が立つこと。違うのは安兵衛がその腕を活かしてまあまあの暮らしぶりであったこと。そして何より高田馬場の決闘で有名になり、仕官できたこと。隼人は仕官の口を探そうにも口を利いてもらうための謝礼の金すら用意できない貧しい暮らしを送っていたし、結局闇落ちしてしまったこと。隼人や内匠頭は「付け届け」や「謝礼」に関して「賄賂」と一方的に決めつけているが、自分のために他人に動いてもらうのに「感謝の気持ち」だけでは済まないことが分かっていない。武士なのだから武芸に秀でていればよかった時代はとうに過ぎて、経済活動が活発化した平和な時代には「何も生み出さない武士階級」は世の中に寄生する代わりに、社会の秩序を保ち様々な方策がつつがなく実行されるためのつまり能吏としての存在になったのだ。物の価値は経済活動が活発になり、拡大していけばいくほど下落する。内匠頭のしたことは「勅使饗応役なんて所詮この程度でいいのだ」とでもいうような態度に上野介の目には映ったのではないだろうか。
経済活動やお金を蔑視している限り「気持ちの表現としてのモノやカネ」は汚いものとしか映らないだろう。このドラマの上野介は実に嫌味ではあるが、品はいい。内匠頭の「自分は高潔だ」という無駄なプライドがきっと気に入らないのだろう。世慣れた内蔵助の心配は最悪の結果となって現実のものとなってしまった。
- ドラマ『赤穂浪士(1999年)』第1話の無料動画
第2話『籠城か殉死か!涙の連判状』
浅野内匠頭は即日切腹の処分を受け、移送された大名の屋敷の庭先で切腹して果てる。赤穂藩江戸上屋敷は騒然となり、事態の推移を国元に伝えるべく次々と早かごが送り出される。この知らせを受けた内蔵助は内匠頭の助けにならなかったこともあり号泣するが、すぐに事態の収拾に立ち上がる。その頃綱吉の側用人柳沢吉保は赤穂藩に甲賀の忍びを放つ。赤穂城に急遽招集された家臣たちは事の次第を知ると、「喧嘩両成敗」のはずがあまりに片手落ちな処分に納得できず、議論は紛糾する。結論を求められた内蔵助はまず籠城、次に殉死を口にし、様々に家臣たちの心を揺らし、内蔵助自身も迷いながらも心に秘めた計画を進める。最後に赤穂城は開城とし、内蔵助は城に残った殉死に賛同した者たちと血判状を作る。
- ドラマ『赤穂浪士(1999年)』第2話 感想
- 平和になった時代に「城を枕に討ち死に」などされたら広島浅野家など親戚筋はさぞ迷惑どころか、命すら危ういわけだからきっと内蔵助たち重臣には、親戚筋からは「大人しく城を明け渡せ」という圧力はあったろうと思う。だけど、むざむざ主君を他家の庭先で切腹させる羽目になった(自業自得だけれど)赤穂藩の家臣たちや内蔵助自身の忸怩たる気持ちからすれば、「すんなり渡すなどできるものか」となるのも無理はない。世間も無責任に「殿様に腹を切らせて城も大人しく明け渡して、それでも侍か」みたいなことを言う。コロシアムの殺し合いを見物するローマ市民のようだ。結局内蔵助は「命のふるい」をかけて「仇討ち」に方向へもっていくが。
原作では「本当にそれが忠義なのか」という問題が最後まで付きまとう。だから大佛次郎は「赤穂義士」ではなく「浪士」としているわけだけど。ドラマではそういう部分はすっぱりなくして「亡君の主君を討つ忠義の士」という印象を盛り上げている。
- ドラマ『赤穂浪士(1999年)』第2話の無料動画
第3話『仇討ち盟約!赤穂城明け渡し』
内蔵助が真意を秘め、ひたすら恭順、開城を決めると家臣たちは血判状を交わした者たちを残して、それぞれ散っていった。次席家老の大野九郎兵衛は藩の金を横領して出奔しようとしていた。その金を陣十郎が盗む。大野のところに岡野金右衛門が金を取り戻しに乗り込むが不首尾に終わる。残された61名の家臣たちに内蔵助は初めて「仇討ち」という本心を明かす。上野介の実子の養子先の上杉家も旧赤穂藩藩士たちの動向を探るため密偵を放つ。その中に隼人や陣十郎たちの姿もあった。隼人は上杉家の侍を斬り捨てたときに立ち会った小林平八郎の口添えで千坂兵部に雇われていたのだ。城受け取り妨害工作を企む隼人は国境で城受け取りの軍勢の行列を狙うが果たせない。城に残った内蔵助は片岡と涙ながらに亡君の遺骨を本丸の庭に埋葬する。陣十郎はそんな内蔵助に盗んだ金を返しに来るが、内蔵助は陣十郎にそのまま与える。その後甲賀の忍びに襲われるが窮地を脱する。藩士たちも河原に潜む隼人たちを発見するが逃げられてしまう。城明け渡しの軍勢が到着。ここに赤穂城無血開城が成り、内蔵助の一家も京・山科へ移り住むことになった。内匠頭の勘気に触れ、赤穂藩から追放された不破数右衛門も内蔵助に許され盟約に加わり、内蔵助の護衛もかねて山科の内蔵助の寓居の近くに移る。しかし、大石は内匠頭の舎弟浅野大学による浅野家再興の可否がはっきりするまではとすぐには仇討ちへの行動を始めない。それどころか橦木町の花街で芸妓遊びに耽溺し、酒と女の日々を送る。内蔵助らの「仇討ち」を心中期待している者たちのひとり、紀州藩の水野図書はそんな内蔵助の有り様に幻滅し、罵る。
- ドラマ『赤穂浪士(1999年)』第3話 感想
- 内匠頭の遺骨を赤穂城本丸に埋める話には納得いかない。お墓は泉岳寺にあるのに。そして蜘蛛の陣十郎は確か吉良家の密偵のはずなのに内蔵助を気に入ったらしく、大野九郎兵衛が持ち逃げしようとした金を盗み、わざわざ内蔵助に返しに来る。内蔵助の懐の深いところを見せるエピソードなんだろうけど・・・・。この先陣十郎は内蔵助を様々に助けることになる。それにしてもいきなり仕事を失い、住む家もなくなってしまうのはとても恐ろしい。特にお殿様の顔なんて見たこともない下位の武士たちにしてみれば本音は「何をしてくれる?」ではないだろうか。城を枕に討ち死に」と総登城のときには吠えていた者たちも「殉死」が決定的になるとやはり命は惜しくなるのは当然かもしれない。出ていくしかない人々の気持ちはちょっと想像できない。それにしても上杉家にしろ吉良家にしろ当の上野介以外はどうも「松の廊下」の始末がやっぱり一方的すぎると感じた人々が多かったのか、即座に「警戒態勢」を敷き、内蔵助暗殺団まで繰り出す。
大石内蔵助ってそんなに有名人だったのだろうか?泰平の世では武士階級までワイドショーネタみたいな気分で赤穂の浪人たちを見ているらしい。ほかのドラマだと浪人者が酩酊している内蔵助に絡むのだけど紀州徳川家なんて体制側の人がこのドラマでは内蔵助のことを罵倒する。
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第4話『運命の時・それぞれの別れ』
内蔵助の自堕落な行動に同志たちも、吉良・上杉側も幻惑され、振り回される。そんな中、上野介は本所に屋敷替えとなる。江戸城呉服橋から当時はまだ町はずれの本所に出されることは上野介にとって納得できないことであったが、屋敷替えは決定される。そのことを早飛脚の手紙で知る内蔵助だった。隼人も陣十郎も内蔵助の真意を測りかねるが、内蔵助の周りに様々刺客が存在することは知っている。ある夜、吉保が放った甲賀忍びたちが花街から山科への帰路の道筋に待ち伏せていることを陣十郎が知らせに来る。内蔵助は芸妓たちをを連れて山科の隠宅へ帰る。内蔵助の放蕩三昧が続く中慣れない浪人暮らしに疲弊し、親族との軋轢に苦しみ自害する者、花街の女と心中する者、病に倒れる者などが続出し、内蔵助に不審を抱き、高田軍兵衛のように脱盟し、勝手な行動をする者たちも現れた。小山田庄左衛門は朴庵が吉良家出入りと聞き、朴庵に近づこうと妾をまず篭絡するが、利用しようとしたその女に逆にはまり込んでしまう。江戸の浪士たちの苦衷と焦りを知る安兵衛たちは内蔵助の放埓を知ると、京の内蔵助のもとに談判に訪れる。安兵衛たちをを甲賀忍びたちが追跡し、襲撃の指令を受ける。花街の内蔵助を詰問した後、山科に向かう安兵衛たちを甲賀忍びが襲う。同時に甲賀忍びの頭領の部隊が内蔵助の寓居を襲う。芸州浅野家上屋敷に吉田忠左衛門が呼ばれ、浅野大学による浅野家再興の願いは却下されたと告げられる。これによりお家再興の可能性が全くなくなったことを内蔵助も知る。嫡男の主税も数右衛門の手によって元服し、内蔵助は丸山の料亭に一同を集め、本格的に仇討ちに向けて動き出すのだった。
- ドラマ『赤穂浪士(1999年)』第4話 感想
- 溝口健二監督の「元禄忠臣蔵」だとなまじ「内匠頭の舎弟大学によるお家再興」を願い出てしまったばかりに、「仇討ち」をすぐにやるわけにはいかなくなり、吉良や上杉に対策する時間を与え、緊張感からくるストレスや生活苦で同志たちを苦しめる結果になってしまった内蔵助の懊悩が描かれている。このドラマでももう少し内蔵助の内心を描いてくれるとよかったのだけど。赤穂を去るときにもらったお金なんて物価高の江戸でいつまでも保てるわけはなくて、やっぱり他家に仕官できるチャンスがあればしたいだろうし、親族がいろいろ言って来れば勝手に江戸城で暴れて切腹した殿様のことよりも「親戚への義理・絆」が大切になるのも無理はない。いつやるのかさっぱりわからない「仇討ち」への重圧に負けてヤケになるのも人間だもの武士だって、と思う。
安兵衛が放蕩三昧の内蔵助に憤るのも無理はない、というおなじみの話の運びだが、やはり内蔵助の命がけなのだということを思い知る。やっと仇討ちを実行する運びになって、その先には「死」しかないわけだけど、なぜかよかったなあとどの忠臣蔵ドラマを見ても思うのはなぜだろう?
- ドラマ『赤穂浪士(1999年)』第4話の無料動画
第5話『吉良上杉の逆襲 決死の江戸入り』
こうして内蔵助の江戸への潜入行動が始まった。内蔵助は日野家の用人に偽装し、吉田忠左衛門らは富士講中に模して東海道を下る。内蔵助の一行は本物の日野家用人・立花左近と宿で鉢合わせしてしまうが、内蔵助と対峙した立花は自分を騙る相手が大石内蔵助であり、仇討ちのために江戸に下る途中だと悟る。立花は本物の自分の通行手形を内蔵助に渡す。江戸へ下る一行の集合場所の川崎の農家を小林平八郎が雇った浪人たちが襲撃するが、辛くも大石たちは襲撃から逃れる。江戸に入った内蔵助は真っ先に、柳沢邸に赴き、吉保と対峙する。こののち甲賀忍びによる襲撃は収まる。そして泉岳寺の内匠頭の墓参りをする。内蔵助の真意を疑い、自らの吉良家に仕える女中との関係にも悩む岡野を忠左衛門は泉岳寺の内匠頭の墓に誘う。小山田は身を持ち崩し、陣十郎と盗みを働くまでに落ちぶれていた。その挙句、隼人の手により斬殺される。高田軍兵衛は急進的な一団と吉良を強襲するが、清水一学に撃退され命を落とす。赤穂浪士に対する取り締まりに江戸城で苦言を呈した細井広沢が安兵衛の家を訪れ、仇討ちを行うにあたって口上書を作るよう進言する。血判で結ばれた同志たちがそれぞれの運命に流され去っていく中、固い決意で残った者たちによって仇討ちへと事は進んでいく。
- ドラマ『赤穂浪士(1999年)』第5話 感想
- 他の映画やドラマだと、内蔵助が日野家用人・立花左近を名乗るのは、上方で購入した武器・武具を運ぶ目的もあったのだけれど、このドラマでは単なる偽装。まあ、関所破りなんてやりそうもない内蔵助だからそうなのか。でも大石内蔵助ってお公家さん筋にも有名だったのだろうか?実際、公家に仕官した旧赤穂藩の上士もいたようだから名前は知られていたのかもしれない。高田軍兵衛との脱盟と落命が新しい切り口で描かれている。その折の清水一学がなかなかカッコイイ。江戸に出た内蔵助がいの一番で柳沢出羽守のところに面会に行くのだが、これを境に急に柳沢が内蔵助を狙わなくなってしまう。仇討ちやらせた方が、世間の不満のガス抜きも出来るし・・・とでも思ったのだろうか。
柳沢の考え方の変遷が分かりにくい。小山田庄左衛門が盗みの片棒を担ぐまでに転落し、結局隼人に葬られてしまうのも少しだけ実話に沿っていてなかなか面白い。
- ドラマ『赤穂浪士(1999年)』第5話の無料動画
第6話『吉良邸討ち入り 本懐遂ぐ』
吉良邸の図面や、上野介の在宅する日は同志たちの懸命な探索により、どうにか情報を得る。そして江戸に到着した内蔵助から天野屋に武器武具が発注され、陣十郎によってある屋敷に密かに運ばれ隠匿されていた。その屋敷で陣十郎は内蔵助に調達した武器武具を見せる。内蔵助はその帰途に一学に襲撃されるが隼人によって襲撃は阻まれる。そこに千坂が現れ、一学を下がらせ千坂は内蔵助に詫びて立ち去る。討ち入り前夜、内蔵助は酩酊したテイで南部坂の内匠頭未亡人・瑶泉院のところに赴く。屋敷に潜む間者を恐れ、「他家に仕官することになったので別れを言いに来た」と言い、けんもほろろに瑶泉院に追い返される。内蔵助が立ち去ったあと内蔵助が持参した血判状の巻物が偶然広がり、瑶泉院はようやく内蔵助の真意に気づく。数々の苦難を乗り越え内蔵助一同はやっと吉良邸に討ち入り、本懐を遂げる。幕府は内蔵助たちの処置で議論しあうが、全員切腹の沙汰が下り、3つの大名家に預けられた彼らは束の間の安らぎの時間を過ごし、内匠頭の下に旅立った。
- ドラマ『赤穂浪士(1999年)』第6話 感想
- ここに至ってようやく千坂兵部と内蔵助が直に会う。千坂兵部ももう「仇討ちありき」なのだな。上杉に火の粉がかからなければそれでいいということか。瑶泉院のところで、いくら間者がいるかもしれないからってあんなに酔った風を装わなくても・・・少しわざとらしい。最終回はとにかく「討ち入り」がハイライト。なかなか見つからない上野介の隠れ場所を岡野が付き合っていたお女中が教えてくれて、やっと本懐を遂げられた。世間は一斉にほめそやし、討ち入りに参加しなかった旧赤穂藩士たちがわりを食うことになるのは気の毒だ。「仇討ち」は本当に忠義なのだろうか?結果、内乱に近いことをやったのだから当然死ななくてはならないわけだけど、逆にこれを許したら江戸時代はもっと短かったかもしれない。
それに彼らも生き辛かっただろう。忠義の士として変なところを見せるわけにいかないし、少しの落ち度も許されなかっただろう。褒めたらほめただけ手の平を返したときはどん底まで叩き落すのが世間というものだ。
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ドラマ『赤穂浪士(1999年)』のあらすじと見どころ
大佛次郎の小説を原作にオリジナルのエピソードも加えた長時間ドラマ。播州赤穂藩藩主浅野内匠頭は勅使饗応役を拝命する。饗応役の接待作法の指南役・高家筆頭吉良上野介は、内匠頭から贈られた作法指南への謝礼があまりに貧弱で無礼であると、接待役の作法を教えず内匠頭を苦しめる。勅使饗応の当日、満座の前で上野介に貶められた内匠頭は堪えきれずに上野介に刃をふるう。有名な「松の廊下刃傷事件」から赤穂浪士の討ち入りに至るまでのエピソードに、内蔵助の前に立ちはだかる千坂兵部の存在や架空の存在の堀田隼人や蜘蛛の陣十郎らの運命を絡めて元禄という平和が定着した時代を描く。内蔵助の嫡男大石主税の恋物語なども挿入されている。
ドラマ『赤穂浪士(1999年)』の出演者や主題歌
放送期間 | 1999年1月2日 |
放送枠 | テレビ東京 |
キャスト (出演者) |
大石内蔵助:松方弘樹|阿久利(瑤泉院):沢口靖子|浅野内匠頭:石黒賢|不破数右衛門:高嶋政宏|堀田隼人:大鶴義丹|大石主税:横山裕(関ジャニ∞)|堀部安兵衛:山下真司|堀部弥兵衛:内藤武敏|大高源五:山田良隆|間瀬孫九郎:青井敏之|矢頭右衛門七:増島愛浩|矢頭長助:青木卓司|原惣右衛門:今福将雄|萱野三平:角田英介|岡野金右衛門:沢向要士|吉田忠左衛門:中丸忠雄|前原伊助:菅原加織|富森助右衛門:前田淳|片岡源五右衛門:大橋吾郎|赤埴源蔵:市川右近|神崎与五郎:石橋保|寺坂吉右衛門:田中隆三|大野九郎兵衛:山田吾一|小山田庄左衛門:松田洋治|高田郡兵衛:四方堂亘|藤井又右衛門:津村鷹志|橋本平左衛門:伊崎充則|安井彦右衛門:石山律雄|大石吉千代:石野理央|堀部ほり:岩本千春|徳川綱吉:石倉英彦|柳沢吉保:萩原流行|上杉綱憲:京本政樹|清水一学:舟木一夫|色部又四郎:堤大二郎|土屋主税:田村亮|多門伝八郎:大出俊|梶川与惣兵衛:伊吹剛|庄田下総守:五十嵐義弘|土屋相模守:有川博|穂積幸:小田茜|穂積惣右衛門:前田吟|脇坂淡路守:伊吹吾郎|田村右京大夫:波多野博|小林平七:名高達男|蜘蛛の陣十郎:中村嘉葎雄|おせん:古手川祐子|野崎左平次:清水綋治|おとよ:白木万理|仙吉:うえだ峻|水野図書:亀石征一郎|お柳:一色彩子|細井広沢:勝野洋|天野屋利兵衛:桂ざこば|辰五郎:愛川欽也|立花左近:津川雅彦|四方庵宗徧:森繁久彌|大石無人:菅原文太|りく:浅野ゆう子|吉良上野介:田村高廣|千坂兵部:里見浩太朗|ナレーター:津嘉山正種| |
主題歌 | 宇崎竜童「Baby」 |
ドラマ『赤穂浪士(1999年)』の見所や感想
感想
原作は「忠義とは何か」ということをかなり掘り下げて描いているが、本作は大佛次郎の小説を下敷きにはしているが、より悲劇性を強め、娯楽作としての色合いが濃い。お正月に長時間見せるのだからそれは当たり前だろう。
キャストは魅力的だし、殺陣もすごい。お家断絶ともなれば、いきなり世間の荒波に放り出されてしまう武家社会の厳しい側面も描いている。ほかの忠臣蔵モノでは見たことがない、大石主税の恋物語もはさみながら、事態は「仇討ち」へと収斂していく。主税を演じているのは関西ジャニーズJr.時代の横山裕。悲恋を初々しく演じている。
2019年の「決算!忠臣蔵」では不破数右衛門に扮しており、俳優としても成長したなあと思う。大石内蔵助をはじめ、敵役の吉良上野介、千坂兵部のキャラクターが魅力的だ。特に田村高廣の上野介は上品な嫌味が上手い。斬られ役の名手が何役も兼ねていたるところに顔を出しているのはご愛敬か。
感想
赤穂浪士が侮辱を受けてそれに激昂して殿中で殺傷事件を起こしてしまった主君の仇討ちを果たす物語です。大石内蔵助が仇討をするまでの出来事を長編で描く事が多くテレビドラマ版では12時間ドラマが数多く作られていますが、長さを感じさせない良さを感じさせます。
しかしなかなか仇討をしないので仲間うちでも不平不満が出てくるなど、一筋縄ではいきません。内蔵助が遊び歩いて仇討なんかしそうもない場面では、この人は本当にやる気あるのかなと思ってしまいました。大石主水役で出ている横山裕君が討ち入りのメンバーで最も最年少というところに、当時の武士社会を感じる事ができました。切腹した時はまだ16歳ですから現代の16歳とは全く違う生き物なのではないかなと思いました。
しかも裏門の大将を務めた所に年齢など関係なく、階級が全てであり若くてもしっかりしていないといけないんだと感じました。最後に幕府に委ねた裁きは、世の中にこの出来事を知らせて風化させてはいけないという思いだったのでしょう。
まとめ
ドラマ『赤穂浪士(1999年)』を無料で1話から最終回までの全話を視聴する方法をお伝えしてきました。
江戸城・松の廊下での刃傷(にんじょう)から内匠頭(たくみのかみ)の切腹や赤穂城明け渡し、そして討ち入りに至るまでの大石内蔵助ら赤穂浪士のそれぞれのエピソードを、全6部にわけて構成した作品です。
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