ドラマ『行列の女神 らーめん才遊記』は2020年4月20日から6月8日に放送されていた岡本健一(元男闘呼組)さん、福田悠太(ふぉ〜ゆ〜)さんが出演のドラマです。
1人の女性職人が、苦境にあえぐラーメン店を救う姿が描かれており、岡本健一さんは、麺獄グループ社長として出演しています。
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ドラマ『行列の女神 らーめん才遊記』の各話のあらすじと感想
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第1話「美味しいヒットの法則 伝説女が貧乏救う!」
もはや日本人の国民食といってもいいラーメン。数多くのラーメン店が存在する中、成功できないラーメン店を救うべく立ち上がった、行列途切れない大人気店「らあめん清流房」店主・芹沢達美(鈴木京香)はフード・コンサルティング会社「清流企画」を創設。ある日、「清流企画」の社員 夏川彩(高橋メアリージュン)は、月替わりメニューの特製肉出し清湯麺に手を付けない女性客(黒島結菜)に理由を聞く。芹沢の新作がイマイチだと回答する女性に、夏川は怒り心頭。会社の部長 河上堅吾(杉本哲太)や、同僚 白坂隼人(小関祐太)、須田正史(前野朋哉)がなだめていると、ラーメン評論家の有栖涼(石塚英彦)と女性が一緒に会社に訪ねてくる。面接に来たというその女性はなんと芹沢のラーメンを否定した女性客 汐見ゆとりであった。話を聞いていくと半年前にラーメンを食べて感動し、この会社に志望してきたというラーメンド素人。さらに芹沢が考案した清湯麺を「このラーメンをおいしくすることならできる」と言う。試しに作らせてみせるとなんと、製麺を1本食べただけで加水率・茹で時間を当て、スープが処理しきれていないことまで気づき、完成したラーメンは芹沢も認める出来映えになった。だが芹沢を機嫌を損ねたのではないかと社員の誰もが思い、ゆとりの不採用を断定した。しばらくしてゆとりから「困っているラーメン屋さんを見つけた」と連絡が。採用されたと思い勝手に仕事を請け負ってきたという。仕方がなく河上らはそのラーメン店「京来軒」に出向くが着手金が3万円しか支払えないと店主 郷田正一泉谷しげる)と妻 秋江(川俣しのぶ)。問題外と断ろうとする河上だったが、芹沢は「引き受けてもいい」と。ただし担当はゆとりで、1週間で成果を出したら採用する条件を提示した。
- ドラマ『行列の女神 らーめん才遊記』第1話 感想
- 主人公の汐見ゆとりが元気で天然で嫌味がなく、可愛い。新入社員ならではの初々しさも社内を活気づけてて良い感じ。物語のスピードもよく、「清流企画」の芹沢社長とその社員たちのやりとりも面白く、どの年代が見ても楽しめるだろうと思ってしまう初回だった。今の日本経済を支える人たちにもそれを知らない人たちにも元気を与え、ラーメンという親しみやすいテーマでわかりやすい内容だったので話に入り込めたのが素晴らしい。
どの登場人物も個性があって、キャラが被らないのも魅力の一つ。芹沢社長の本当の気持ちや考えもわからない感じが、先の展開が読めずわくわくした。あと芹沢社長がおそ松くん(おそ松さん)のイヤミの「シェー」をしたシーンは面白かった。ラーメン評論家の石ちゃんが「まいう〜」っていうシーンがくるのか楽しみ(笑)味は変えずにもやしの分量を変えるだけでこうもかわるところは興味深かった。
店頭に目立つようにメニューをかかげられたら食べたくなるとか、たしかにわかる!初めて行くお店はデカくかかれてたり、人気!ってかかれてるメニュー頼みたくなる。いつも何気なしに食べていたラーメンだったけれども、人間の心理的なものとか戦略的なものとか勉強にもなるドラマでした。次ラーメン食べるときいろいろ観察しながら食べてしまうかも。
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第2話「主婦の本音VSガラガラ店…逆転(秘)策 父と娘“涙の一杯”」
芹沢達美(鈴木京香)はコンサルティングの仕事をもらえず、退屈そうな汐見ゆとり(黒島結菜)にゆとりのことを快く思っていない夏川彩(高橋メアリージュン)に同行するよう伝える。夏川は不快感を出すが芹沢は社長命令というがそこにはある計画が。坂口琢磨(浅利陽介)と妻・恵(金澤美穂)が営む「とんこつラーメンさかぐち」は3ヶ月前にオープンしたがまったく客足が伸びず、立て直しを「清流企画」に依頼してきた。おしゃれな街並みと店がマッチしていないと確信した夏川は、カフェ風に改装し、店名も「nooodle Cafe TMY」に変更。新メニューも開発したのだが、夏川が考えたイタリアン風ラーメンを食べたゆとりは納得していない表情だった。一方芹沢は有栖涼(石塚英彦)の書いたグルメ記事について、ダメ出しをしていたところ、カメラマンをしているゆとりの父 汐見亮二(利重剛)の名前を見つける。ゆとりのある秘密に気づいてしまうのだった。
- ドラマ『行列の女神 らーめん才遊記』第2話 感想
- 今回はゆとりの家庭事情がわかったり、爆発的な料理の才能の真実がわかってすっきり。ラーメン食べたことない人っているんだ、ってことぐらいしか思って見ていなかったし、絶対音感みたいな感じで麺を1本食べただけで、加水率や茹で時間わかる人いるだと能天気に見ていたのだけれど、ちゃんとした理由があったのね。プロの料理人もこんな感じなんだろうな。
芹沢社長の因縁の相手がまさかのゆとりの母だったけど、ゆとり本人のやる気があればよし!とちゃんとゆとりを1人の人間として見てるところが出来る社長って感じたし、だから社員みんな芹沢社長を尊敬しているんだろうなっと思った。今後ゆとりが「清流企画」にいることによって、また因縁の相手をと戦うことがあるだろな。そこもわくわくする。
夏川はラーメン職人になりたいから修行するために「清流企画」に入っただけだったけれど、今回のお話でコンサルの仕事にもちゃんと向き合えて、初めはゆとりのことを良く思っていなかったけれど、一緒に仕事をして一緒に成長していくところが感動した。
ラーメンのメニュー開発で見た目のインパクトだけでは長続きしないのは、ラーメンだけではなく人間も同じだなって。やっぱり見た目だけではない、中身も大事。味覚やマーケティング力だけではなく、センスや色彩感覚も必要だと、とても勉強になる回だった。
- ドラマ『行列の女神 らーめん才遊記』第2話の無料動画
第3話「最強の宿敵はヘルシー料理の女王! 母と娘…壮絶バトル」
「清流企画」にきた新規依頼を勝手に引き受けてしまった汐見ゆとり(黒島結菜)に、芹沢達美(鈴木京香)は「そんなに行きたいなら行けば」と言う。ゆとりは早速、依頼人「つけ麺あんぜい」のもとへ赴く。店主 安西徳之(窪塚俊介)が提供しているつけ麺はゆとりも納得のおいしさだが、なぜか客足が伸びず悩んでいた。同じ時分、安西の妻 絵里(林田岬優)も別のコンサルティング会社「味感コーポレーション」に店の立て直しを依頼し、コンサルタントの難波倫子(松井玲奈)を連れてくる。夫妻は互いに勝手に依頼したことで喧嘩を始め、倫子はゆとりに「消え失せろ」と言い放つ。その頃、「らあめん清流房」にゆとりの母、橋爪ようこ(高畑淳子)が来店。芹沢に向かってラーメンに対して非常に手厳しい意見を述べてくる。実はこの2人に過去にある事件があったのだった。依頼が保留中になっていることを会社に報告、倫子は繁盛しない理由がつけ麺専門店の激戦区だからだと考え、計画を立てる。安西は一度は「清流企画」に依頼したのでが、倫子のプランを聞きどちらに頼むか迷いだし、夫婦でよく話し合って決めることにした。状況を聞いた芹沢は怒り心頭。ライバル会社「味感コーポレーション」に乗り込むのであった。
- ドラマ『行列の女神 らーめん才遊記』第3話 感想
- 今回も自信いっぱいで我が道をいくゆとりは見ていてこっちも元気をもらえる。成長しなさすぎるゆとりに芹沢社長は作戦を立てて準備しているのもドラマに引き込まれる。ゆとりが取ってきた依頼にまさかのライバル社が登場だったが、このライバル社の難波倫子(松井玲奈)がとにかく面白い。
依頼者の前では丁寧な標準語なのに、ゆとりには関西弁できつく言い放ってくるのがとても怖くて面白い。敵にしたくないタイプだな。その話を聞いた芹沢社長も売られた喧嘩は買いに行くと、啖呵を切ってたシーンも見ててかなり盛り上がった。
芹沢社長も敵にしたくない。結果としてはゆとりが負けてしまったのだけれど、これも芹沢社長の計画通りでゆとりがへこんでいる姿を見て、「へこんだ顔しているの初めて見た、心の底からスカッとするわね」ってセリフに笑ってしまった。
芹沢社長が言った「客は保守的で、誰かの推薦や知名度をもとに食べて帰っていく」「彼らは情報を食べているのよ」はたしかになって思った。SNSが普及してるからこそ料理がおいしいだけでは成功しない、芹沢社長の言葉は毎回勉強になる。今回一番笑えたシーンは芹沢社長と因縁の相手であってゆとりの母橋爪ようこの言い争いで、どちらもゆとりのことをいりません、返品しますと言い合ってるのに、本人は「私のために争わないでください」と。使い方あってるけど、本来使われてる使い方と違って面白かった。今回も学びと笑いがあるお話でとても良かった。
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第4話「素人が大逆転 50万で店を開く裏技!? 涙のワンコイン麺…」
ライバル会社に依頼を取られてしまったことに落胆していた汐見ゆとり(黒島結菜)。ある日、ラーメンオタクの須田正史(前野朋哉)は上から目線だと依頼人は怒り心頭、担当を変えてほしいとクレームが入る。知識は豊富なのに、自分の意見を曲げないところを芹沢達美(鈴木京香)に説教をされてしまう。須田は落胆の中、ゆとりを顎出汁ラーメンで有名な「とび屋」に誘う。2人でラーメンを堪能していたのだが、店主の飛田(芹澤興人)と青年(堀井新太)が突然口論を始め、巻き込まれてしまう。原因は「作り方のコツを教えてくれ」と青年が毎日店に訪れ、あまりの迷惑さに飛田は「警察を呼ぶ「と騒動に。話を聞いてみると青年 相川鉄也はラーメン屋を出したいとのこと。ゆとりはその話を聞き勝手に青年の依頼を引き受けてしまう。ラーメンで年商50億まで上り詰めた男性のテレビ特集を見て、自分もと思ったのだがなんと開業資金は50万円弱。依頼を受けるのは無理だと思われたのだが、芹沢は依頼を引き受け、須田が担当しゆとりをサポート役に命じた。納得できないながらも早速不動産屋に出向き物件を探すが、どう考えても予算が足りず、年齢や経歴を見ても融資も受けれない。須田は返金し依頼を断ろうとしていたのだが、芹沢の提案でラーメン店が出店できるかもと希望が見え始める。ところが相川はラーメンの作り方も全く知らないド素人。芹沢は須田に作り方を教えるよう命じ、メニュー作りを始めるが、ラーメンオタク須田の悪いところが直っていなかったのだった。
- ドラマ『行列の女神 らーめん才遊記』第4話 感想
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芹沢社長と河上部長のアドバイスとやる気だけの相川と天先的な創造力のゆとりとラオタの須田くん、全員の力もあって完成したこちらも謎の達成感が。芹沢社長が言ってた「どんなに無謀だったとしても、やるというクライアントにやるなと言うべきではない」「自分達が関わった仕事は最後まで責任をもつ」ってセリフもぐっときました。
芹沢社長の言葉に説得力があるので須田くんが芹沢社長の元で働きたいって思ったのも納得。今回笑えたシーンはゆとりが相川のことを励まそうと言った「無知で無計画で無鉄砲で無謀なただの馬鹿で終わっちゃいますよ」が天然さが出てて可愛かった。人情味溢れるお話だった。
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第5話「名店の後継者コンペに仕掛けた罠!? 天敵から第3の刺客」
ある日、板橋区に中華食堂「おおひら食堂」を構える店主・大平茂幸(螢雪次朗)妻・芳江(茅島成美)から「清流企画」に依頼入る。ラーメン評論家の有栖涼(石塚英彦)が20年間月一で「おおひら食堂」のタンメンを堪能していたのだが、年齢を考え引退したいが後継者がいないので店を畳むと伝えられる。「おおひら食堂」がなくなってほしくないと思った有栖は、夫妻に後継者探しを「清流企画」に依頼するよう伝える。芹沢達美(鈴木京香)は夏川彩(高橋メアリージュン)、白坂隼人(小関裕太)、須田正史(前野朋哉)、そして汐見ゆとり(黒島結菜)に後継者に相応しい人物を探し出し、1人を選出するよう命じる。この任務にゆとりには不利すぎるとのことで、「らあめん清流房」のらあめん清流房アルバイト面接をさせる。早速アルバイト面接に取り掛かるゆとりだったが、遅刻をしてきたにも関わらず逆ギレする青年や派手髪派手なネイルの女性、面接中なのに電話をしている男性。失意に陥るゆとりに芹沢は人材探しの大変さを教えるのだった。「この店は私たち夫婦の生きた証。出来るだけ今まで通りの味を残していきたい」と大平の言葉を胸に候補者選びが始まる。夏川、白坂、須田は見つけてきた候補者に芹沢は「おおひら食堂」の看板メニューを1日で会得し、3日ずつ店主をし後継者を選ぶという。候補者を探し出せなかったゆとりは橋爪ようこ(高畑淳子)のクッキングスクール近くで探そうとするが、ようこの部下に捕まってしまった。候補者選びも終わるというある日、ゆとりは「おおひら食堂」で酔っぱらい客の鷹野研次郎(音尾琢真)に「後継者の候補者になってやる」と言われる。ゆとりは取り合おうとしなかったのだが、鷹野は勝手に話を進め候補者になろうとしていた。
- ドラマ『行列の女神 らーめん才遊記』第5話 感想
- 今までは人気のないラーメン店を立て直す話だったのが、今回は後継者を探すっていう新しい展開でコンサルティング会社っていろいろするんだなって。後継者がいなくて閉店ってよくある話だけれど、まさか後継者探しをしてもらうって出来るとは知らなかった。
ゆとりが「らあめん清流房」のバイト面接をしたときに、来る人来る人が個性的すぎて人を雇うのも、外食界のカリスマがSNSで流行ったバイトテロの件で辞めることになったことも勉強になった。そのカリスマがまさかゆとりの母、橋爪の差金だったとは。橋爪もやっぱりやり手の経営者。
ゆとりを誘拐、監禁して「体に残ったラーメンの毒を洗い流してあげるわ」と健康食のフルコースを無理やり口に入れたシーンと、ゆとりをくすぐってコンペのことを聞き出すシーンが無邪気で面白かった。さすがゆとりの母である。
結局ゆとりが連れてきた人が後継者に選ばれたのだけれど、他の候補者2人も従業員として雇われて「おおひら食堂」も閉める必要もなくなって有栖も好きなお店がなくならくて良かったし、みんなハッピーエンドでほっこり。いつもは芹沢社長の計画通りに物事が動いていたのだが、まさかの芹沢社長が思っても見なかった展開でこの先も気になる。橋爪との戦いの決着はつくのか。
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第6話「激戦区バトル“2度美味い”秘策!? カリスマが流した涙」
「らあめん清流房」に初めて手伝いに入った汐見ゆとり(黒島結菜)はテンションが上がっていた。白坂隼人(小関裕太)は、担当する店の新メニューにいま流行りのものを作ろうとしたが、依頼人は納得せずトラブルに。その頃、「らあめん清流房」にラーメン業界最大手のチェーン店の「楽麺フーズ」の社長である蒲生博昭(マギー)が来店する。新店で看板メニューの開発を芹沢達美(鈴木京香)に依頼しにきたのだが、実はライバル社の「味感コーポレーション」にも依頼し2社で競ってもらうというもの。またしてもあの難波倫子(松井玲奈)とのことで、芹沢はゆとりを担当に、白坂をサポート役に任命した。白坂は見た目も味も認めるが、ゆとりは「メニュー開発された意味がない」と言い返す。意見が全く噛み合わず話が一向に進まない白坂は、「油そば専門店きよた」にゆとりを連れて行くが、なんと数年前にライバル社の「味感コーポレーション」買い取られていたのだった。芹沢に報告するも「何も問題ない」と言われ、しかし白坂は全く連絡が無く売買されていたことにショックを受けてしまう。ゆとりは「油そば専門店きよた」の店主 牧原弘貴が殺されていると思い込み、ライバル社の「味感コーポレーション」に行き難波に話をしようとする。はてして2社の戦いはどうなるのか。
- ドラマ『行列の女神 らーめん才遊記』第6話 感想
- 出ました!「味感コーポレーション」の難波倫子。天真爛漫のゆとりとは真逆のキャラも相まって、表の顔と裏の顔を使い分けてズバズバ言うこのキャラはすごく好き。今回難波はゆとりに負けてしまって、芹沢社長がライバル社の子なのにアドバイスしてあげてたシーンが印象的だった。
難波は一皮剥けてまたゆとりのライバルとして登場してきてほしい。今回は特別問題を起こすこともなく、順風満帆に仕事をこなしてると思っていた白坂が、インスタ映えのラーメンを作ろうとして現代子っぽくてほんとうにいそう。「清流企画」の社員は世の中にいる個性的な子の詰め合わせみたい。
白坂が初めてコンサル担当したお店が、まさかの全くの他人に売却されてショックを受けてたのだけれど、コンサルタントがどうあるべきか、「自分の作りたいものとお客様の求めるものは必ずしも一致しないし、自分の作った味がお客様に受け入れてもらえるとも限らない」と。
この考え方はどの業界においても同じだなっと思った。今回はゆとりや白坂の「清流企画」の社員だけではなくライバル社の「味感コーポレーション」の難波も成長した回でした。
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第7話「ついに最終章 激突!2人のカリスマ 客ゼロ?鶏塩麺の謎」
政府主催世界的な日本食文化のイベント「ジャパンフードサミット2020」のラーメン部門責任者に芹沢達美(鈴木京香)が抜擢され大忙し。ラーメン職人を目指す夏川彩(高橋メアリージュン)はラーメン開発に行き詰まっていた。そんな時、夏川が尊敬していたラーメン界の有名人「麺房なかはら」の店主 中原昌英(石黒賢)が新店の客足が伸びず、原因解明をしに「清流企画」に訪ねてくる。芹沢はこの依頼を汐見ゆとり(黒島結菜)に任せ、他社員はプライドが人一倍高い中原を怒らせないと心配する。中原は芹沢と河上が昔、修行していた時代の怖い先輩だったのだ。ゆとりと夏川は中原の新店に行くが、中原は芹沢が担当すると思い「依頼は取り消し」と激怒した。しかしゆとりはせっかく来たのだからと中原のラーメンを食べることに。ラーメンは完成度の高い美味しさだったのだが、店に入ろうとしない客の様子を見てゆとりは原因を思いつく。原因はすぐに解決したと思われたのだが、「麺房なかはら」のラーメンを食べた客がすぐに違うラーメン店に入ることに気づく。そこにプライベートで来ていたラーメン評論家の有栖涼(石塚英彦)に相談を持ちかける。
- ドラマ『行列の女神 らーめん才遊記』第7話 感想
- 今回は、ラーメン界のカリスマ 中原をゆとりが担当する話とラーメン職人を目指す夏川の話と河上部長が「清流企画」で働くことになった経緯がわかったり、「らあめん清流房」の看板メニューのルーツがわかったりボリュームたくさんの回。
芹沢社長は自分が指示して動かすだけではなく、ゆとりたちに考えさせる理由も、自分が同じように挑戦して失敗をしてを繰り返して成長してきたから、それを知っているから他の人の目線に立って仕事が出来るのだと気づくのだと。夏川は凡人は天才に全く及ばないことを突きつけられた感じだったけれど、「凡人には凡人の戦い方がある」という言葉はとても心動かされた。努力だけではなく、ラーメンに対する愛が大きいからこそ芹沢社長や河上部長がこんなに知識の豊富さや一生懸命な対応なのだと。改めて芹沢社長と河上部長はかっこいい。中原のことを尊敬していた夏川に「女にはラーメン職人は務まらない」と言ってたプライドだけ高い中原に「私のライバルなんかじゃない」と言い放ったシーンはカッコ良すぎた。
ゆとりは中原に対しておじけることもなく、追い払われてもお店に客が入らない原因を見つけ改善させようとする姿はかなり成長したなーと親心。初めはあんなに毛嫌いしていた夏川もゆとりを頼りにしているところもあるし、ゆとりはみんなの成長にも一役買っているし見所たくさんだった。
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第8話「閉店の危機!3人の最強刺客 復讐のカッコウ作戦!?逆転“幻の醤油麺”」
新規ラーメン店「濃口醤油らあめん・たかじ」が「らあめん清流房」の全店舗近くにオープン。なんと「清流房」の看板メニューの「濃口らあめん」に味がそっくりな上に値段が150円も安い、あっという間に客は奪われてしまった。「たかじ」は千葉・茨城中心にラーメン店を出店している「グループ麺獄」が営んでいる。芹沢達美(鈴木京香)はさらに、橋爪ようこ(高畑淳子)の策略により、「ジャパンフードサミット2020」のラーメン部門が外されてしまったのだった。芹沢は橋爪の娘である汐見ゆとり(黒島結菜)を連れて「ジャパンフードサミット2020」の会議室に乗り込み意義申し立てるが、橋爪に「ラーメンは伝統的な日本料理ではなくフェイクフード」と一蹴。ただし「私をわくわくさせるラーメンを作ることが出来たらラーメン部門の中止を撤回する」との申し立てに芹沢を受けて立つことにした。その頃、「グループ麺獄」の社長 安本高治(岡本健一)が「清流房」に訪れる。なんと安本は10年前に「清流企画」に勤めていたのだという。河上堅吾(杉本哲太)によると安本は利益ばかり考え、勝手に食材を変えてしまいそれを指摘されても安本は開き直ってしまう態度に芹沢は腹を立て、安本を解雇。安本は10年かけて芹沢に復讐を目論んでいたのだった。芹沢は橋爪をわくわくさせ、安本のラーメンに勝てるラーメンを社員一団となって開発することになったのだが・・・・。
- ドラマ『行列の女神 らーめん才遊記』第8話 感想
- 芹沢社長のピンチにさらにピンチが重なってどうなるかと思ったが、ゆとりたちが自ら立ち上がって一致団結し、みんなの想いに感極まった芹沢社長のシーンは感動した。「チームで原因を考える」「チームで動く」姿勢がこのドラマの本筋だろうな。
ゆとりが退職届を出したときはどうなるかと思ったけれど、「私に橋爪先生をワクワクさせるラーメンを作れないとでも思ってる?」という芹沢社長の自信あふれるセリフはほんとに爽快感があって見ててすっきりした。あのラーメン嫌いの橋爪を黙らせるほどのラーメンを作るとはさすがラーメンのカリスマ芹沢社長。無事「ジャパンフードサミット2020」のラーメン部門の中止も撤回されて、ゆとりが「清流企画」を辞める必要もなくなって、ゆとりは新作メニューのアドバイスを求められるような存在になり、母にも認めてもらえ、芹沢にも認めてもらえて、かなり成長した。
ゆとりが提案したフードサミット期間中日替わりメニューを出して、成功したあかつきには365日毎日日替わりメニューを出すアイディアはかなり話題性があるし、出す方は大変だけれど実際にあったら行ってみたい。最終回だったけれど、続きが見たいと思った。芹沢社長のズバッと言うシーンも元気いっぱいのゆとりももっと見たい。
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ドラマ『行列の女神 らーめん才遊記』のあらすじと見どころ
ドラマ『行列の女神〜らーめん才遊記〜』のあらすじ
「らあめん清流房」の代表であり、ラーメン界のカリスマ芹沢達美(鈴木京香)が経営しているフードコンサルティング会社「清流企画」は成功出来ない、苦しい状況のラーメン店を救うお話。
そんな「清流企画」にコンサルティングの知識もなければ、ラーメンの知識もゼロの天然で空気の読めない新入社員の汐見ゆとり(黒島結菜)だが情熱はあり、芹沢はそんな彼女を成長させるべく色んな試練を与える。
「清流企画」の部長で、芹沢とは修行時代から共にし、一番の理解者河上堅吾(杉本哲太)や芹沢を尊敬し、ラーメン職人になりたいと日々努力する夏川彩(高橋メアリージュン)。
ラーメンの知識が豊富で、こだわりが強すぎるラーメンオタクの須田正史(前野朋哉)、可愛いルックスで尚且つトレンドに敏感な白坂隼人(小関裕太)。
「清流企画」にかなりの頻度で訪れるラーメン評論家でプライベートでもラーメンを食べている有栖涼(石塚英彦)。
ラーメンを通して変わっていく汐見や「清流企画」の社員たち。
これを見た後、食べるラーメン屋さんのラーメンは一味違うことになるでしょう。
ドラマ『行列の女神 らーめん才遊記』の出演者や主題歌
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放送期間 | 2020年 |
放送枠 | テレビ東京 |
キャスト (出演者) |
清流企画 芹沢達美:鈴木京香|汐見ゆとり:黒島結菜|夏川彩:高橋メアリージュン|白坂隼人:小関裕太|須田正史:前野朋哉|河上堅吾:杉本哲太|味惑コーポレーション 福花康男:夙川アトム難波倫子:松井玲奈|橋爪クッキングスクール 橋爪ようこ:高畑淳子その他 有栖涼:石塚英彦|汐見亮二:利重剛|雅代:枝元萌|一麺懸命グループの男:佐藤輔九(中華そば勝本)|屋台時代の「らあめん清流房」に仕方なく来た客:山本浩司(タイムマシーン3号)|屋台時代の「らあめん清流房」に仕方なく来た客:関太(タイムマシーン3号)|「JAPAN FOOD SUMMIT 2020」関係者:六角慎司|ナレーション:石丸謙二郎|ゲスト(ジャニーズ事務所所属タレントのみ抜粋) 最終回 「麺獄グループ」代表・安本高治:岡本健一(元男闘呼組)|下平進介:福田悠太(ふぉ〜ゆ〜) |
主題歌 | THEイナズマ戦隊「WABISABIの唄」 |
ドラマ『行列の女神 らーめん才遊記』の見所や感想
感想
フードコンサルという職業を軸に、ラーメン業界の厳しさや、ラーメン一杯作る思いや、仕事も向き合いかたや、個性豊かな登場人物の成長が垣間見れたお話だった。ビジネスのお話になると難しくてなかなか入り込めないけれど、身近なラーメンにしてわかりやすく、テンポもよく、どの年代も学べてたのしめる、見応えのある作品。
個人個人が頑張るのではなく、チームワークが大事で芹沢社長のカリスマ性もカッコよく、尚且つ業績に繋げる、気持ちよく見ることができた。元気いっぱいで明るくいつも前向きなゆとりがいる会社で働くのはすごく楽しいだろうな。いつも何気なしに食べていたラーメンもこのドラマによって食べる時の気持ちや、看板や、メニューのひとつひとうに着目してしまう。
しかし毎回飯テロにあってラーメンを食べたくなるのは危険(笑)毎話ED入りかたもよくて、スカッとした爽やかな気持ちに浸りながらThe イナズマ戦隊の「WABISABIの唄」もドラマにマッチしていてとても良かった。
感想
原作全て見ているファン。芹沢をよく知る頼もしい片腕の河上、少し丸くなったハキハキしている先輩な夏川と、キャラが変わっているが、こっちのほうが好き。
原作では自由すぎて苛立ってしまう場面が多いゆとりも、ドラマでは非常識ではあるがラーメン好きなピュアな新入社員に変わっている。芹沢は主役のせいか丁度いい目立ち具合だった。
1話完結が基本だからリズミカルな展開でサクサク進む。話の構成、曲、ラーメン。のすべてがバランスよく相まったドラマは貴重で、毎週とても楽しみだった。
まとめ
ドラマ『行列の女神 らーめん才遊記』を無料で1話から最終回までの全話を視聴する方法をお伝えしてきました。
連日大行列ができる人気ラーメン店のカリスマ店主でフードコンサルタントの芹沢が、奇抜なアイデアと計算し尽くされた手法で、街のラーメン店を次々に繫盛店へと導いていく作品です。
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(画像引用元:Pravi)
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